鉄火丼のつれづれ日記

思ったことをつれづれなるままに…。(テレビ番組の感想が中心)

「僕の歩く道」(第8話:「偽りの心と真実の愛」)

2006-12-03 01:59:06 | テレビ(ドラマ)
今回の「僕の歩く道」は、レッサーパンダのクッピーとマーボをマスコミに披露したり、輝明(草 剛)の働く動物園に、園長の久保(大杉 漣)の上の人(← 高野常務)が来たり、というエピソードである。

今回のエピソードの中盤で、久保が古賀さん(小日向文世)と飲んでいるときに「動物たちに愛情のある“フリ”をしなければならない。」とか、「障害者に理解のある“フリ”をしなければならない。」と言っていたけれど、このセリフを聞いたとき私は「○○する“フリ”」や、「~しなければならない。」というのが自分を苦しめる心の持ち方だ、と直感した。

私が園長だったら、出世するために自分にウソをついてまで本社に戻ろうと努力をするよりは、出世ということは関係なく動物園の園長として今の自分には何ができるかを一生懸命考えるだろう。
来園者数を増やすために。
でも、一生懸命やった結果、出世することができたらそれはそれでいいかもしれないが。

輝明の母(長山藍子)からいただいた手紙に返事を書こうとしても1行も書けない、というシーンを見たときは「自分にウソをついているからだぞ…!」と突っ込みたくなったな…。


今回の終わりのほうで、高野常務が園長の久保に輝明の事を笑いながら話すシーンがあった。
ここで、高野常務が「定規を取ったら、何かブツブツと言い出して…。」と言うのを聞いた時に、久保が「何てことしてくれたんだ!」と怒鳴り、定規を奪って輝明のもとへ行くシーンがあったけれども、そのシーンはいいシーンだったと思う。

私はこの一件があったからこそ、ホンネで輝明の母にあの手紙の返事を書くことができたのだろう…、と思えてならない。
しかも、久保園長が書いた手紙の内容は、聞いていて心の温まる内容だった。

ありのままの輝明とこれからもうまくやっていこう、という姿勢がすごく感じられるので…。


今回のエピソードを見て私は、「~する“フリ”をしなければ…。」などと自分にウソをつくというのはできればしたくない、という事を感じた。
なぜなら、自分にウソをついても、いつかは自分にウソをついていることを誰かに見抜かれてしまうし、何より「本当の自分を知られたらどうしよう…。」とおびえて毎日を過ごさなければならないからだ。


今でも私の心の中に、自分を良く見せたいという気持ちは少なからずあると思うけれど、今回のエピソードを見て
「これからは、自分にの気持ちに正直に生きるようにしよう。
そのためにはまず、『自分を好きになる。』というところから始めていかないと…。」

と強く思った。


次回は、輝明が60万の自転車を購入したり、都古が輝明を抱きしめたり、といったことがあるようだが…。


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(「つれづれなる・・・日記?」より)

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・「僕の歩く道」(第4話:「黄色い傘に降る涙」)
・「僕の歩く道」(第5話:「結婚式の奇跡」)
・「僕の歩く道」(第6話:「失踪!悲しき夕焼け」)
・「僕の歩く道」(第7話:「はじめての反抗」)


・「『○○する“フリ”をする。』、というのは苦しい生き方だ。」と思う人
・久保園長が輝明の母に宛てた手紙は心温まるものだ、と思った人
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