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TAKE-LOG 竹ログ

あいち市町村フェアーへ 起床3時30分

12月3日、今日は愛知万博跡地で開かれる”あいち市町村フェアー”へ

出店のために朝3時30分起床して4時30分に蒲郡を出発した。

勿論、機材の織機4台と綿から糸を紡ぐ道具も一式積み込んだ。

 

東名高速日進ジャンクションを経て5時40分モリコロパークへ到着、

蒲郡クラフトフェアーでは決める立場だが今日は出店者だから

決められた搬入時間は守らないと出店はできないのだ。

 

6時にジブリパークのゲートへ一番乗りだが とにかく寒い!

開門と同時に機材搬入だがまだ暗くこの冬の最低気温で寒い、

 

少し暗く地下を思わすような地球市民交流センターの体験学習の施設の一室が

TCC竹島クラフトセンターの手織体験の教室となった。

人通りが少ない予感は下見の時に想像したが、ズバリ当たってしまったようだ。

外にはジブリパークへ入るバス停があるが今日はバスの発着も少ない

今日は三河木綿の綿の種取りから糸を紡ぎ織物を織るという

三河木綿のフルコースである。

人通りが少ないのも静かな体験が出来て良いのかも知れないとも思う、

8時の開業には教室の準備と機材の設置が終わって、

ボランテアで応援に来て頂いたスタッフも揃って9時にスタートをした。

三河産品アンテナショップと私が推薦した三河木綿の産地特産品

三敬(株)のhugmamu の商品を並べてお客様を待つ、

 

 

(窓に貼ってある×印が気になるが)

余りの人の少なさに思い余って看板を借りて手書き看板を出した。

その効果あって少し覗き込む人も増えたが

竹島クラフトセンター始まって以来の不入が続く

 

午後になって三河木綿のフルコースのお客様がご来場です。

母娘で綿の種取りと糸紡ぎ、そして機織り体験です、

早速、江戸時代からの道具である綿繰り機を使って綿作りが始まりました。

 

次の作業は糸紡ぎの作業です。

お母さんも真剣に糸を紡いでいます

「あー!切れそう」

「あ!切れちゃったわ」

少し糸車に慣れてくると

「難しいと思ったけど楽しいです」

「糸ってこうして出来るのですね」

お嬢様も綿を紡いで糸を作る体験に真剣です

「わー!糸が出来たわ」

「すごいね、綿がこんなに強い糸になってる!」

ジブリにもこんなシーンがあったかしら

 

そして、好きな色糸を選んで手織体験が始まります

「今日のために私が染めた糸もありますから」

「私はこの色にしよう」

と好きな色のシャトルを選びました。

スタッフから織物が出来る原理と織機の操作方法を教わりながら

お母様の機織り体験が始まりました。

「レバーを動かすと綜絖装置が動いて経糸が上がったり下りたりします」

「経糸と経糸の間にシャトルを通します」

自分で紡いだ糸も持って織機に座ったお嬢様も緊張した様子で手織が始まりました。

スタッフから糸の動きや繋ぎ方を教わりながら手織が進みます。

体験室に機織りの音が響きます。

母娘の手織体験です。

作業は同じでも作る作品は違ってそれぞれの個性が出ています

「これは楽しいですよ」

「やって良かったです」

「あらー!凄くいいわ」

自分で紡いだ糸(白い糸)が織り込まれて白く輝くようだ

世界で一つ自分が作る作品が家庭を飾るのだ。

お嬢様も仕上げの房作りの作業に入りました。

「難しいですか?」

と聞くと

「凄く楽しいです」

人類は糸を手にして編んだり織ったりし物を入れたり、

暖をとって寒さから身を守り命を守って来た。

 

人が織物に感じる楽しさと安らぎを感じるのは、

こうした歴史から学んで来た証なのだ。


蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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