たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第582沼 】smc PENTAX-F 35-105mm F4-5.6 分解掃除

2016-08-04 10:10:19 | PENTAX

 

岡部のフリマで、PENTAX SF7に付いてたのを400円で購入したものです。

この時代のフィルムカメラは今となってはどうしようもなく使えませんよね。というかかっこ悪いです。

smc PENTAX-F ZOOM 35-105mm F4-5.6
レンズタイプ  回転式ズーム 開放F値 F4-5.6
フォーカス  AF/MF たっちゃん評価 ☆☆☆☆
レンズ構成 12群14枚 対応マウント Kマウント
絞り羽枚数 5枚 フィルター径 58mm
焦点距離 35-105mm 最大径×長さ 72 x 70mm実測
最短撮影距離 0.25m 重量 338g実測

レンズはというと、前玉にも、奥の方にもカビや汚れがふんだんにあるようです。

 

 薄い黒いテープのようなものを剥がします。とって置いてもいいかなとは思いましたが、なにも書いてないし模様もないのでとりあえず無くてよしとしときます。シールを剥がすとリング状の樹脂に孔が開いているのと3本のネジが見えるのでネジを緩めてカニ目レンチで回すと外れます。

 

黒い樹脂のフィルターブラケットの部分がレンズ部分と外れて動くようになるので105mmの位置にして 伸ばしておいて全周2箇所にある爪を内側に押し込むようにして引くとフィルターブラケットが外れます。するとヘリコイドのストッパーも効かなくなるので前玉部分が回して外れます。

 

裏から見える面を掃除しましたが、前玉の裏にもカビがあるようなので、前玉を押さえているリングをカニ目レンチで外しタコ棒で外して裏側をカビキラーで清掃です。 

 

 奥のレンズにもカビがあったので綿棒とカビキラーで綺麗にしときます。本体側の奥のレンズも拭いておきます。前玉部分のヘリコイドを嵌めてフィルターブラケットの爪を本体側の欠きに合わせてはめ込んで位置を合わせてフィルターブラケットとレンズ部分を最初のリングを取り付けて固定します。

 

 だいたい綺麗になりました。後玉は最初から綺麗だったので終了です。

 

こんな形してますが写りの方は割りとしっかりしています。 マクロもついているのでそこそこの接写も可能なんです。

 PENTAX K-5 絞りF/8  1/2000秒 ISO-400 焦点距離35mm修理して組み戻す際ちょっと無限を出すのに苦労しちゃいましたが、なんとかなってますね。写りは非常に良いと思います。

 

 PENTAX K-5 絞りF/5.6  1/400秒 ISO-320 焦点距離105mm ちょっとコントラストが低いかなぁ。

 PENTAX K-5 絞りF/8  1/160秒 ISO-80 焦点距離105mm 

PENTAX K-5 絞りF/5.6  1/60秒 ISO-80 焦点距離105mm マクロ域での撮影です。

 


【第582沼】tamron AF 28-200mm Super XR F/3.8-5.6 Aspherical [IF] Macro(A03) NFマウント用

2016-08-01 20:35:02 | tamron

 

キタムラに行ったらジャンクカゴの中に転がってたので購入しました。

tamron AF 28-200mm Super XR F/3.8-5.6 Aspherical [IF] Macro(A03)  NF
レンズタイプ  ZOOM 開放F値 F3.8-5.6
フォーカス  AF たっちゃん評価 ☆☆
レンズ構成 14群15枚 対応マウント NFマウント
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 62mm 
焦点距離 28-200mm  最大径×長さ 71x75.2mm
最短撮影距離 0.49m  重量 354g
最大撮影倍率 1:4 発売 2002年

AFのしかもタムロンなので買わないのが普通なんですが、200mmから28mmで0.49mまで寄れるのでつい買ったんですが、このタイプのタムロンは樹脂製ですが分解できるはずだなってことでやってみます。前玉のカビです。

 

まずは嵌ってるだけの樹脂製化粧リングを欠き溝でこじて外します。

 

ネジ3本を緩めてフィルターブラケット部を外して、前玉群を外します。

 

前玉群の内側にもカビがありましたから、回り止めの白い樹脂?をとって反時計方向に回して後部分を外します。後部分が外れるとその前のレンズも外れたので掃除可能なレンズ面をすべて掃除して組み戻します。

 

タムロンのIFはインナーフォーカスのことで先端がフォーカス時もズーミング時も回らないため花形のフードが使えますよね。ちなみにASPHERICALは非球面レンズを使ってるということで、XRは高屈折率( Extra Refractive Index)のガラス使用、残念ながら中国組立品ですね。

 

このマウントは当然NIKON D50にはそのまま付きましたがα7Ⅱにつけるときなぜか古いニコンFマウントのアダプターにはなぜかつきませんでした。でもEOS用アダプターにNIKON F-EOSアダプターを介してなら付けられました。200mmのときはこの長さに伸びます。室内ですが、撮って見ます。

NIKON D50 f/5.6 1/320秒 焦点距離200mm 最短撮影距離0.49m APS-C での画角です。フォーカスエイドで拡大表示してるときの感じですがやっぱりタムロンAFは解像度が今一歩ですね。ちなみにこの画像は暗かったのでISO感度を1600くらいに上げてたと思いますが、意外に高感度に強いですねニコンD50。

SONY ILCE-7M2 f/3.8 1/60秒 ISO-640 焦点距離200mm 最短撮影距離0.49m フルサイズの画角です。抜けた良さは無いですが、そこそこ写るし当時、超コンパクト・世界最軽量として発売された通り小さくて広角から望遠まで最短撮影距離0.49mで使えるのは便利です。