たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第422沼】OLYMPUS E.ZUIKO AUTO-T 135mm F3.5

2014-12-21 18:06:46 | Olympus

 

OLYMPUS E.ZUIKO AUTO-T 135mm F3.5
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F3.5
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 4群5枚 対応マウント OMマウント
絞り羽枚数 8枚 フィルター径 49mm
焦点距離 135mm 最大径×長さ 61 x 73mm
最短撮影距離 1.5m 重量 296.4g実測
最大撮影倍率      

フリマで購入しました。外観も綺麗だし、光学系もすっきりしてたんですが、2枚目の合わせレンズの前側に小さなキズがあってその周りがカビっぽくなってるので分解してみます

 

ゴムで化粧リングを外します。

 

化粧リングがレンズ押さえを兼ねていたので、そのままタコ棒で1枚目のレンズを外します。エタノールで拭いて清掃です。キズは残りましたが、周りの汚れは綺麗にできたので満足です。

最短撮影距離は1.5mです。

  

このころのZUIKOレンズは、単層コートな為か、望遠系のレンズには内臓フードが付いてます。

文字部分も綺麗です。

135mmと緑字で書かれた絞りリングが前の方にありますけど、プリセット式ではありません。

 NEX-C3に付けるとこんなです。135mmとしてはコンパクトですよね。

NEX-C3 1/1600秒 合焦部は非常にシャープな写りをします。変化が急すぎるかも。

NEX-C3 1/640秒 コントラストも高めでPCでの補正はいらないですね。

NEX-C3 1/400秒 絞り開放 コンパクトだし、写りもいいしオールドレンズの仲ではデジタルで使いやすいレンズですよね。

上の写真の切り出しです。精細感だけでなく物理的な細部までの描写もできてるようです。

 ps:古いZUIKO AUTOレンズは レンズ名のZUIKOの前のアルファベットで構成レンズ枚数を表しています。E.ZUIKO 5枚、F.ZUIKO 6枚,G.ZUIKO 7枚,H.ZUIKO 8枚な感じだそうです。ちなみにAUTO-Tの「T」はTELE望遠のTです。

 


【第420沼】OLYMPUS ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5はゴミ箱から登場

2014-12-18 00:03:31 | Olympus

 

OLYMPUS ZUIKO MC AUTO-MACRO  50mm F3.5
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F1.8
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 4群5枚 対応マウント OMマウント
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 49mm
焦点距離 50mm 最大径×長さ 61 x 40mm
最短撮影距離 0.45m 重量 200g
最大撮影倍率   発売 1972年

このレンズ、とあるゴミ箱で発見です。良く見ると50mm F3.5のMACROレンズじゃないですか。

 

あり地獄の底のように深いすり鉢状になってます。

 

OM10についていたんですが、なんとカビも汚れも無い綺麗な光学系です。外観は使い込まれてそれなりの古さを感じさせますが十分です。分解の必要はないですね。

MACROですから近接撮影が目的です。最短撮影距離のときはここまで長く伸びます。操作系も完璧です。というより、今迄触ったMFレンズのフォーカスリングの中で一番気持ちよく回せる気がします。まったくストレス無しなんです。

 

先端部にある絞りリングです。黄色の絞り値表記と緑の焦点距離。

最短撮影距離時はこんなに奥に後玉も引っ込んで行きます。

OM10についたこの状態で発見したわけです。ただOM10の方はシャッターが切れませんでした。と言いますか巻き上げが出来ませんでした。NEX-C3で撮ってみます。

NEX-C3 絞り開放F3.5 1/60秒 ISO-250 最短撮影距離0.23m時。 なんですか、この色ののり方は!発色良過ぎのレンズですね。ただ、接写というほどには拡大的画角にはなりません。

NEX-C3 絞り開放F3.5 1/60秒 ISO-250 0.7mくらいの距離で撮影してみました。しゃきっとしてます。すごく!これはまさに言葉通りの拾い物でした。すごくいいレンズです。


【第319沼】OLYMPUS G.ZUIKO AUTO-W 28mm F3.5

2014-04-26 23:20:53 | Olympus

 

OLYMPUS G.ZUIKO AUTO-W 28mm F3.5です。

MF単焦点 レンズ構成7群7枚 絞り羽枚数6枚 最短撮影距離0.3m フィルター径49mm 最大径×長さ59 x 31mm 重量180g

 

前玉に少しキズがありますが,たぶん写りには影響ない範囲のものでしょう。OM-1の標準レンズのひとつとして販売され、その後もOMシリーズの広角レンズとして長く販売されていたようです。

 

前玉のキズも写真では分かりませんね。ただ、同じ広角ZUIKOのH.ZUIKO AUTO-W 24mm F2.8と比べると数字上若干暗いという部分ではなくてZUIKOレンズの特徴であるシャープネスが少し劣るような気がしますがなぜでしょう。前玉の裏に曇りがあるのかもしれません。

NEX-3 絞り開放F3.5 1/40秒 ISO-200  

でも他の三流レンズに比べれば段違いに良い写りですよ。

 


【第318沼】OLYMPUS H.ZUIKO AUTO-W 24mm F2.8 分解掃除 いいレンズです。

2014-04-26 20:08:58 | Olympus

 

OLYMPUS H.ZUIKO AUTO-W 24mm F2.8の紹介です。

MF単焦点 レンズ構成7群8枚 絞り羽枚数6枚 最短撮影距離0.25m フィルター径49mm最大径×長さ 59 x 31mm  重量181g 前期タイプなんですかねえ。

 

フロントキャップとリヤキャップが付いている状態でジャンクカゴの中で見つけて購入しました。OLYMPUSのZUIKOシリーズのレンズは皆、小さいですね。このレンズもすごく小型です。オリンパスはデジタル化する際、フォーサーズマウントに行っちゃったので、このZUIKOレンズ群とは縁が切れちゃいましたね。

 

その小型さと写りのよさでZUIKOシリーズの中ではベストセラーだったようです。ワイド系のレンズはたっちゃんとしては使うのが苦手なんですが、このレンズは最短撮影距離が0.25mと短いのでマクロ的にも使えます。

今回ブログアップするときにもう一度見ると、前玉群の中の方に曇りが目立つので、分解して掃除することにします。化粧リングでフィルターブラケットが押さえられているだけなので、ゴムで化粧リングを回すといっしょに外れます。

 

前玉群と絞りのクリック感を出しているプレートが見えます。ゴムでまわしたら前玉群が外れました。

 

前玉群が外れた本体側です。絞り羽の向こう側が少し汚れていたのでエタノールで綺麗にしました。右は外した前玉群の後ろ側です。

 

前玉群の前側の押さえリングを外します。たこ棒でレンズを外します。でも曇りがあったのはこちらではなかったので、元に戻します。

 

そこで前玉群の反対側をゴムで回したら外れました。さらに、銀色のリングを外して曇りのあるレンズの凹部分が見えるようになったのでエタノールで清掃します。これで前玉群の掃除は終了です。

 

ついでに後玉もチェックします。小ネジ3本でとまっているカバーを外します。押さえリングを外して一番後ろのレンズを外して確認したがカビや曇りはなかったので組み戻して 後だま群もOK.

SONY NEX-3にOMマウントアダプターを使用して付けるとこんな感じです。小型のレンズだからNEXにつけても違和感ないですね。同じSONY NEX-C3で撮影してみます。

NEX-C3  F8.0 1/60秒 ISO500 最短撮影距離 正直びっくりな描写性能です。色も精細さも雰囲気まで文句なしにいいレンズです。


【第315沼】OLYMPUS G.ZUIKO AUTO-W 35mm F2.8です

2014-04-15 23:30:37 | Olympus

 

OLYMPUS G.ZUIKO AUTO-W 35mm F2.8  MF単焦点 レンズ構成6群7枚 絞り羽6枚 最短撮影距離0.3m フィルター径49mm 最大径×長さ59 x 33mm 重量180g 

 

どうも分解しないと、忘れてしまう傾向がある。このレンズも、かなり汚れていたけどアルコールで拭いてやっただけで綺麗になってレンズの内側はカビも汚れもありませんでした。このレンズは先端部近くに絞りリングがあります。と言っても単純なプリセット絞りじゃありません。

NEX-3にOMアダプターを介して取り付けます。

NEX-3 絞り開放F2.8 1/320秒 ISO-200 やっぱり写りはいいですね。現代的っていうんでしょうか。くっきりしていてコントラストが高くしゃきっとしています。0.3mと寄れるので使い勝手がいいですね。.ZUIKOレンズさすがです。