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ビジネスにも料理にも役立つ“ネタ”が満載!社労士・診断士のコンサルタント立石智工による経営&料理ヒント集

労働契約法制:いつのまにか成立ですと!(@_@;

2007-11-28 | オボエガキ
だるだるな国会運営を見る気もせずにすっかり油断していたら、なんと「超重要な労働法」が成立してしまたようです(@_@;;

最賃法改正案:参院で与野党の賛成多数で可決、成立(毎日.jp - 毎日新聞)


最低賃金を保障する最低賃金法改正案と雇用の基本ルールを定めた労働契約法案が28日午前、参院本会議で採決され、与野党の賛成多数で可決、成立した。改正最賃法は、最低賃金水準が生活保護費を下回っている現状を解消するのが目的。与野党の修正協議で「労働者が健康で文化的な最低限度の生活を営むことができる」最賃水準を考慮することが追記された。


労働契約法は、ホワイトカラー・エグゼンプションの議論の際には非常に注目を浴びておりましたが、最近はすっかり注目を失っておりました。

しかし、労働契約法の成立で、「就業規則」の位置づけがこれまでの多数説であった「規範」から「契約」に代わるなど、労働法務上の大きな「転換」がいくつも含まれている「労働法務上の超重要法案」であり、もちろん、実務上も影響が大きな項目が多数含まれています。ある意味では「会社法」の改正に匹敵するほどの大きな法律の成立であるはずなのですが、マスコミでも何の話題にも取り上げられず、このような形でこっそり成立というのは非常に驚きです。

とにかく、成立してしまったものは仕方が無いので、労務管理上の超注意項目としてウォッチしていきたいと思います。とりあえず備忘録として。

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