「抗がん剤がなんぼのもんじゃい」改め「肉腫も腎臓ガンもなんぼのもんじゃい」

青天の霹靂の大腸肉腫発覚、抗がん剤治療を終了したら今度は腎臓ガン発覚。治療を記録することにしました。

抗がん剤投与 2回目 タキソテール+ジェムザール

2012-06-08 22:55:42 | 抗がん剤日記
初めてのジェムザール投与から2週間、今朝の体重は50.3㎏。
吐き気も食欲の減退も何もなく、まったく普段通りの生活をしていたので体重が減るわけがない。

さて、今日は2回目の抗がん剤。
今回はジェムザールより副作用の出やすいタキソテールを初めて投与するので、念のため1泊入院の用意をするよう指示されている。

朝9時過ぎに病院に着いて、通された病室は前回手術で入院していた部屋の隣。
 勝手知ったる部屋なので、早速巣づくろいをし、採血の結果が出るまで薬は来ないというのでPCをつなぐ。
個室のおかげでネットはできるし、携帯も使えるのは便利でいい。

やがて採血の結果が出たらしく、前回も点滴の針を入れてくれた若い先生登場。
体は大きいけどなんだか子犬みたいな感じの先生、今回はわりとすんなり針が入ってほっと一安心。

「それではこれから薬の用意をしますから」って、あら、まだなのと思っているとお昼御飯が来た。
 前回は腸を切ったおかげですごく悲しい食事だったが、今回は普通食でおいしく食べられる。何よりここの病院はちゃんとした食器を使っているのが気持ちいい。
この後、薬を入れたら吐いたりするんだろうか、などと思いつつ、ご飯まで残さず平らげる。

この食事をしている最中に薬が到着して12時半ごろから点滴開始。

まずは吐き気止めの薬が30分。
次に問題のタキソテール 90㎎。この点滴に3時間はかかる予定だという。

ベッドに寄りかかりながらネットをしたり、本を読んだり。

3時にはおやつがやって来た。
 手術の後はゼリーばかりだったが、今回はイチゴクリームの入ったふわふわケーキ。おいしい。

これをしっかり食べてもやはり体調は変わらず、どうも吐き気は来ないようなので看護師と喜ぶ。
ただし点滴には時間がかかって、結局4時間もかかってしまった。

この後には前回と同じジェムザールを1400㎎。これも前回より時間がかかって45分ぐらい。
最後に生理食塩水を流して2回目の投与、無事終了。

この最後に主治医の先生がやってきて、問題ないようなので泊まらずに帰っていいとお許しが出、次回からも日帰りでよいことになる。
ただしタキソテールの投与の時には外来では無理でやはり日帰り入院になるとのこと。
このプチセレブ病院、入院の待遇はすばらしいのだがその分お値段もよくて、1日の差額ベッド代が27300円、1泊しようものなら薬代の他に5万円以上もかかってしまう。
病室で携帯に電話がかかってきて新しい仕事が入りそうなのは天の配剤。自分は自営業なので、働かなければ治療も受けられない。

点滴が終わったらさっさと撤収して退院。
病院を出たのは6時半だった。

で本日も渋谷のヒカリエでお弁当を物色。
 このひつまぶしはご飯の中にもうなぎがいるのかと思ったら上に乗っているだけなのでがっかり。リピートはない。

とこれも完食して今のところ変化なし。
看護師によると24時間後が勝負らしいが、さて。


にほんブログ村 病気ブログへ  にほんブログ村 病気ブログ 肉腫へ