今はまだまだ人生を語らず

温故知古、古きを訪ねて古きを知る

ジョージ・ハリスン (心のアーティスト 6)

2017-08-13 04:50:18 | 人生を語らず

あ、私は生半可なジョージファンだ。

もちろん会ったし、日本公演も2公演以外は観た。レコもCDもたんまり
持ってる。なんどもヘンリーのクラッカーボックスパレスに詣でて、
豪華サイン本も全部買った。そして、今日もニュージーランド盤の帝国を
聴いている。

でも、やっぱり彼のような純粋な心にはなれない。



それは彼がビートルズ時代、一番メンバーの中でひねくれていたから
だと思う。そのひねくれ度が極まると、パティとクラプトンとの三角
関係が普通に成立するのだろう。

私には、やっぱりその関係が理解できない。

Can't Stop Thinking Abou You、この曲を聴くたびに、これはパティを
歌った曲なのか、オリビアを歌った曲なのか、毎回毎回結論が違う。

そんな生半可なジョージファンだ。

でも、1つだけ。

ジョージとキャピタル東急で会った時、この人はすでに神に会って交信し
幸せを得たんだと思った。あの笑顔と視線は忘れられない。
で、その時、ちょっとだけジョージのことが理解できた気がした。

その10年後の同じ日に、この世を去った。
悲しかった。

Isn't It A Pity、日本公演の最終日に、前から3列目で一人ユニオンジャック
を持った少年にずっと笑いながらジョージは歌った。あの笑顔と視線も
全くキャピタル東急でのものと同じだった。

カッコいい人だった。
私にはこれくらいしかジョージのことはわからない、生半可なジョージファン
だ。


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