tarebon就活ポインター☆キャリアと人生の問題解決に役立ててね☆

キャリアと人生の問題解決にこのブログをお役立てください!

クリスマス就活◆作曲家ヘンデルと上司◆よそ者こそが活躍するよ☆

2012-12-23 23:32:28 | 日記
人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へにほんブログ村
blogram投票ボタン


◆◆自分で選んだ職場には◆◆


クリスマスシーズンに耳にすることの多い
クラシックの名曲がヘンデルの「メサイア」

キリスト教系の大学では学生参加の演奏会もあるよね。
そんな季節テーマでいきましょ。


作曲家ヘンデルの就職ストーリーから
「会社選びのヒント」をどうぞ



★★★定期更新は★★★
12月も原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
★★★☆☆☆☆★★★


◆転職先に、元の上司がやってきた偶然。


※※※

1710年(25歳)には、ハノーヴァーの宮廷楽長の地位を得ますが、ヘンデルは任地に落ち着くことなく、ロンドンへ外遊にでかけて、オペラ「リナルド」を成功させ、二度目のロンドン滞在中ハノーヴァーの
職を放棄して居ついてしまいました。


イギリスのアン王女が没すると、次の国王にはヘンデルのもと主君でハノーヴァーのゲオルグ・ルードヴィヒ公がジョージ1世として即位したので、しばらくヘンデルは気まずい思いをしたことでしょう。


※※※
三ヶ尻正「演奏者・鑑賞者のための「メサイア」ハンドブック」ショパン より



今で言えば
前の会社の上司が、次の転職先に社長としてやってきたというパターン。

しかも前の会社を円満退職すれば良かったのに
ヘンデルは「自己都合で職場放棄」してしまったわけだから確かに気まずい。

不思議なほどの、まさかの展開になったわけだね。



◆歴史を発展させる「外国育ち」


さてその「上司」ジョージ1世はどんな人物だったかといえば


※※※

ジョージは別にイギリス国王にどうしてもなりたかったわけではない。
自分の意のままに国政を運営するだけの気もなく、むしろ政務は腹心の部下にゆだね、自らはロンドンとハノーヴァーを行ったり来たりして、気楽に過ごしたのである。


けれどもこうした国王がいたために、イギリスの責任内閣制度が発展し、首相を中心にして国の運営がはかられていったのだから、皮肉といえば皮肉な話である。

※※※
小林章夫「イギリス王室物語」講談社現代新書 より



やる気がゼロで、お気楽に過ごす「上司」ジョージ1世が
イギリスの政治を発展させていき


やる気まんまんで外に飛び出した「部下」ヘンデルが
イギリスの音楽を発展させていく


不思議な二人の活躍の共通点は
「ドイツからイギリスにやってきた外国人」ということになります。




◆異質な存在こそ、大いに活躍することがある



「イギリス出身ではなかった」作曲家ヘンデルの立場を、企業の採用場面で考えてみよう。



似たような学歴で、似たような気質・個性の学生ばかり採用していたら
企業のめざましい成長・発展は難しいものだ。


異質な学歴、異質な個性の学生に注目し
そういった学生をあえて採用することも


会社を発展させていくためには大切なことなのだ。


そして、そういう存在こそが自分なのだというプライドと誇りを
どんどん企業にPRしていくのも大切な姿勢だと思うよ。


他人と違う部分がある自分を、誇りに思うほうがむしろ健全なのだぞ。



~・~・~


イギリスは大陸諸国からも「変り者の国」(ランド・オブ・エクセントリックス)というあだ名をつけられるほど変人が多かった。


ところが人間の自己実現という点から見ると、「変り者」といわれるような人が多くいる社会ほどいい社会なのだ。変り者を許容するのは、周囲の人も心の余裕があり、自己実現が進んでいる証拠だからである。

~・~・~
渡部昇一「生きがい」ワック文庫 より


それではよいクリスマスを☆

2012年12月


★★
12月も原則週2回(水・日)+増刊で予定です。


☆アメブロユーザーは就活の息抜きとコミュニケーションにどうぞ☆

東京メトロ・リラックマ線が行く~tarebonkumaのブログ~


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へにほんブログ村

blogram投票ボタン



1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
他人と同じじゃダメだよん (tarebon)
2012-12-24 10:08:07
今回のメインメッセージは
「他人と違う部分がある自分を、誇りに思うほうがむしろ健全なのだぞ」ということです。

就活が始まると、どうしても他の仲間の動きが気になる。
同じような活動をしている間は不安感がないものの

誰かが先に内定を取れば、仲間との微妙な心理の葛藤が芽生えてくる
(2012年の今年は、そんなテーマの小説も話題になりました)


他人と違うマイペースな存在でいるほうが、個人も世の中も共に発展するものだということを知っておこう。


このようなスタンスでいることは、これからますます大切になってくると思います。


冬休みには「自分の個性の活かしどころ」を就活に活かす準備をしていこう。がんばってね☆
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。