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それぞれのアンカーを見つけよう!◆金刀比羅宮の御籤から◆

2010-01-06 10:34:51 | 日記
こんにちは。
そろそろブログテーマを本格始動しますね☆

昨日、虎ノ門で寅の酒枡を頂き、ほろ酔い気分で
同じ虎ノ門にある金刀比羅宮にお参りしてきました。

大勢のビジネスマンに混じってお御籤を引いたら
18番 中吉というのが出ました。

■おみくじから

このクジ運の人は、煩ひも仕合せに急変する運勢なり・・
何かの急変あっても心焦らず 自然(カミ)を待つが大吉

・願事
心迷わずば、早く昇運にのりて 叶ふ

・・

私がこの御籤から直感で読み取ったことです


<心焦らず>や<心迷わず>という文言は
『信念があればそれを<迷わず>貫くことが良いのだ』
ということなんだろうと思います。


ブログの共通テーマにもつながる考え方かもしれません。


昨年の9月16日ブログから一部再掲しますが
ここのブログにはテーマがあります。
(再掲)
■キャリアという言葉の定義から

ここのブログテーマにある『キャリア』という言葉はいろいろと使われています。
・大学の学部の名称に『キャリアデザイン』とか。
・就職や転職指導の担当者が『キャリアカウンセラー』と呼ばれていたり。
・キャリア官僚とノンキャリアという言い方もあります。

なんとなくのイメージから、

キャリア=仕事の経歴

を表すような感じですよね。
それでもいいのですけど、一応の定義をしておこうと思います。


■エドガー・H・シャインの説がすっきり

『キャリア・ダイナミクス』(白桃書房1991年)という本を書いた
シャインという学者の定義が、私にはすっきりするのでご紹介します。


キャリアとは『生涯を通しての人間の生き方・表現である』
(再掲終わり)

では
今日の本題に入ります。

シャインという人は、キャリアを船の航路にたとえて
『キャリア・アンカー』という考え方を提唱しています。

船にとって必要な碇(アンカー)のように、職業選択に必要な能力を
アンカーのように形成して備え付けていけば人生航路は乗り切れる。

キャリア論的には、アンカーには8つの能力があるとされています。
(専門的になるのでここでは立ち入りません)


昔から人生は、海を進む船の航路にたとえられてきました。
碇(アンカー)は船が流されないように海中に投じるものです。

私は、『物事に流されない個人の考え方・信念』という意味で
アンカーという言葉を使いたいと思います。


■海の守護神とアンカー

金刀比羅宮のお御籤は、私には
(汝、信念のアンカーを作れ!)
というように読み取るのが現代的かなと思うのです。


金刀比羅宮は、もともとは漁師さんの信仰が厚い
船の航海を守る海神が起源になっています。

船乗りにとっての守護神
であるということは
人生航路にとっての守護神

と言い換えてもいいかと思います。

こういうシンクロニシティは縁起担ぎとして
いいものですよ。

人生の航海において必要なのは
荒波に流されない碇のごとき重く確実なる
仕事の信念であり哲学である

船を安全に進ませるには
流されないための碇(アンカー)と
前に進むための風を受ける帆である

アンカーが信念であれば帆は
動力としての情熱であり勇気である。

虎の門の金刀比羅宮は、寅年に
海の龍神として坂本龍馬のような
信念と勇気を人生航路の指針に示してくれました。

いくぜよ

では



1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アンカーの考え方(停泊地) (tarebon)
2010-01-06 12:19:31
専門のキャリア教育関係者からつっこみがあると怖いので?書いておきます。

船が港に停泊する時に碇(アンカー)が必要になります。そこから転じて

港を会社やポジションと考えて、必要なアンカー(能力)があればキャリア形成としての港に停泊できる・・というような考え方です。

私のブログテーマでは便宜上このアンカーを能力に特化せず、生き方の信念というイメージで表現してみました。

本職は生命保険営業なので、キャリア論はサブの領域です。ご了承ください。

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