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そろそろ就活の「リアルアドバイス」を増やしていきましょ。
今はそういう季節です☆
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
5月は増刊ばんばん予定
★★★☆☆☆☆★★☆☆
最初に結論、あとから理由。
そうそうこれも「リアルアドバイス」だ☆
◆これがたいせつ◆
こちらの弱みは相手には絶対に見せない。
・・・・・・・
就活中の大学生で
「嘘をつくことに心理的な抵抗がある」
真面目な学生も多いと思います。
たとえば面接で
「語学力に自信がないのに、自信があるように言う」
「第一志望ではないのに、第一志望のようにアピールする」
これを
「嘘をつくことだから本当は悪いことなんだろう」
という単純な罪悪感を持ちながらしゃべると失敗しやすいと言われています。
・・・・・・・
◆『嘘をつく』のではなく、『仕事能力としての交渉力』◆
『弱みを絶対に見せない工夫』をすることは仕事能力の一つなのだと理解してしまおう。
『罪悪感』を感じるようなものではないらしいよ。
◆古典の知恵
※※※
『戦国策』の「魏篇」に、周肖と宮他のやりとりが出ている。
魏の臣・周肖は宮他に、あらためて斉王への就職をバックアップしてほしいと頼んだ。すると宮他は、顔色を変えてこれに反対する。
「それはいけません。かえって斉に、あなたの軽さを示すことになります。」
・・中略・・
「あなたは魏でやっていけないから斉に来たというのではなく、魏でも有力者であることを示さねばなりませぬ」
そういって、次のように王の面前で発言するようアドバイスした。
「王が魏にお求めになることは、臣(周肖)が魏を率いて従わせていただきます※」
※私は魏をまとめることができる実力があるのですということ(tarebon注)
斉王が周肖を採用したのはいうまでもない。
※※※
加来耕三「交渉学」時事通信社1999年初版
宮他のアドバイスはそのまま現在でも通用します。
交渉事の知恵なのだね。
→→こちらの弱みは相手には絶対に見せない。
ではまたね。
2013.5.12 ~母の日~tarebon
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
5月がんばりましょ。
★★★☆☆☆☆★★☆☆
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東京メトロ・リラックマ線が行く~tarebonkumaのブログ~
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さて前回から中国古典の書籍を引用してます。
過去ブログ記事のコメントで読者から質問を頂いて宿題にしていた
「韜晦(とうかい)術について書いてある本」
ということで見つけた加来耕三「交渉学」を読み込んでいる最中なのです。
鬼谷子やら戦国策やら孫子やら、中国の古典に就活ヒントを読み取るのも実に面白い気がしています。
就活のリアル、ということでそのうちに書こうと思いますが、東アジア情勢、特に中国の動向は日本国内の企業活動にダイレクトな影響を与えます。
戦争と戦略と戦術に長けた大陸国家は「交渉力」としての「嘘」をしたたかに使ってくるので、これからはそんな相手の嘘を見破る知力と技をつけなきゃ☆
そんな5月中旬です。