昨年、ある就活生から「内定決まった♪」というメールをもらって
今日で1年になります。
(似ているのでイメージショット)
今はその内定先の会社で、店舗配属されて販売職でがんばっています。
「就活生プチともちん」
内定が決まるピークは例年6月~7月。
(※今年は震災の影響もあるのでタイムラグもありますが)
今からでも挽回のチャンスはあります。
特に女子は「就活生プチともちん」のパターンでいこう。
ということでいきます。
◆解決すべき悩みのボトルネックをさぐっていこう
※※※
学生の悩みは、多くの要員が絡み合っていることが多い。経済的困難、学習や進路の悩み、教員・学生との関係、家族の問題、メンタルな問題、これらを解きほぐして事態を改善するポイントにたどりつかせる注意深い対応が必要である。
(『文部科学教育通信』連載「大学職員を変える」平成20年4月14日号)
※※※
上杉道世「大学職員は変わるー東大SDトータルプランの実践」
NPO法人 学校経理研究会 平成21年から
「就活で内定が決まらない」
という学生の相談の中身をよく聞いてみると
ボトルネックは「就活」そのものではなく
メンタルな不安感にあることが多い気がします。
◆理解したら不安が減少していく
「就活生プチともちん」のケースを、一般的な就活生に当てはめて
紹介しよう
(「就活生プチともちん」のイメージ)
一番のネックは
〝早く就活を終らせたい〟
〝自分は不安でしかたがない〟
〝不安感が全面に漂うだけの就活〟
だったんだ。
例)
自分は●●業界を目指して●●職種の××を〇〇社応募して
その結果がダメなので、自分の進路をどうしたらいいのか・・
というように
「客観的に自分が陥っている不安の状況」
を他人に説明することが難しくて
「とにかくもう、なんとなく不安・・」
というのが『就活生プチともちん』のケースでした。
案外こういうパターンの学生は多いんだ。
◆〝客観的な状況を理解して「それから」活動に集中せよ〟
受験のときに「落ちたらどうしよう~」
という悩みの受験生に
一番ベストで有名なアドバイスがあります。
1)悩みを考える時間より
2)受験勉強に時間をかけるほうが
3)合格率は高くなるはずだ
客観的な状況を自分で理解していこう
『それから』
次のアクションをするんだよ。
不安感を理解しないまま、やみくもに活動しても
状況はたぶん変わらない事が多いものだ。
★★自分の不安な状況を、他人に説明できるように★★
不安が不安である理由の一つに
「不安の理由がよく分からないから不安」
という心理もあります。
自分はこういう状況なので不安に感じているのだ
その不安というのは、こういうことからくるのだ
・・・
不安の理由・不安の正体を
たとえば
紙にいっぱい書き出して整理していこう。
紙を埋め尽くすほどの作業をしているうちに
心理的なボトルネックが見つかって
状況が理解できたような頃に
不安の正体が見えてきたら
案外一歩前進することができます。
ではまたね。
http://blog.goo.ne.jp/tarebon/d/20100714
このときの内容は「モチベーションのアシスト」というニュアンスで書いています。就活は長期活動なのでモチベーション低下もボトルネックになりがちなんですよ。
一般的には馴染みが薄い略語ですが、大学の教職員をめざす人は覚えておこう。
「社会人は普通に使う言葉だけど学生は初耳の言葉かも知れない」と気がついたので書きますね。
直訳は「瓶の首」
瓶の首の部分は狭いので液体が滞ります。
そこから「物事の滞る部分」を注します。
用語として仕事で有名なのは『ボトルネック理論』です★