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白衣の天使は鋼の戦士◆秘密兵器ナイチンゲール◆理系女子

2010-07-29 10:07:14 | 日記
こんにちは。

昨日すこし脱線したブログを
軌道修正しますね。

「女をなめんじゃねー」


ということならば
最強の女性に登場してもらいます。

ナイチンゲール
(Florence Nightingale 1820- 1910)


看護の世界で有名ですが
実は究極の理系女子。

もう一つの顔は統計学者でした。
そしてなぜ統計学者だったか?
ここからいきます。


◆秘密兵器ナイチンゲール


裕福なイギリス貴族の子女として誕生した彼女は
看護婦としてクリミア戦争に従軍し
献身的な努力で傷病兵の命を救いました。

ここまでは有名は話です。


献身的な介護をする
白衣の天使的イメージがありますよね。

ところが
「女をなめんじゃねー!」


彼女の武器は鋼のように徹底的な
現実認識と客観的説得力です。

統計学を駆使して戦った理系女子でもありました。


◆客観的なデータ分析へのあくなき執着


ナイチンゲールの凄さの一つは

人を救うという崇高な使命感を
「恐ろしいほど具体的に徹底させる戦略的頭脳」
を兼ね備えていたことです。


傷病兵を本当に救うためには、単純な献身的介護だけでは限界がある。
現実とはそんな甘いものではない。

「病人を救うのは、宗教者の愛よりも衛生環境である」


この認識をベースに、医療現場で周囲の人々を動かしていくための
徹底的な説得力をナイチンゲールは磨きました。

そういう武器の一つが
客観的なデータを示して説得する「統計手法」なのです。


◆統計学者ナイチンゲール


統計学の歴史で「トリの鶏冠」と呼ばれる
ダイアグラムを完成させたのが、実は彼女です。

クリミア戦争のイギリス軍兵士の死亡率の原因を
彼女は客観的なデータであらわして
論理的に周囲の人々を動かしていきました。


彼女はこれでイギリス統計学会の会員にも
なりました。


彼女の生涯で学ぶべきは
「人を救うということを具体的にするための知的努力」
を生涯怠らなかった部分にあります。

看護のプロフェッショナルでありながら
必要とあれば
統計のプロフェッショナルにもなってしまうのですね。


◆何でも徹底してしまうプロの姿勢こそ


統計には数字のマジックもあります。
マスコミ報道を鵜呑みにしては危険です。

3月25日ブログ参照
「統計調査は数字をよーく眺めよう♪◆統計でウソをつく法から」



私がここで学んでほしいなあと思うのは
ナイチンゲールの徹底したプロの姿勢にあります。


自分の使命の実現に必要とあらば
何でも取組む。何でも徹底する。


だから彼女は看護のみならず
統計学まで2つの専門領域を持ちえました。


プロフェッショナルなナイチンゲール

理系が苦手な女子学生には何かの参考にどうそ☆


ではまた。



4 コメント

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2つの専門領域こそ (tarebonn)
2010-07-29 10:13:16
以前からブログで書いてますが、専門家(士業)は一つの分野だけでは生き残れない時代です。一つ資格があれば生涯いいのではなくて、彼女のように徹底したプロの姿勢なら2つ以上の専門領域で、仕事をやりぬくほうがいいかと思ってます。

私もそういう意味でダブルキャリアを実践・推奨いたします。
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知識基盤社会でのキャリア (tarebon)
2010-07-29 10:31:48
ダブルキャリアといえば、一部では「収入源を2つ持とう」というニュアンスで語られることもあります。

私はそういう収入レベルの話があまり好きではないので(必要なことではありますが)

「知識基盤社会で生き抜く姿勢」という意味あいで使ってます。

もちろんここから収入源が広がることもFP的には良しとしているんですがね。ただ仕事内容は「使命感」や「責任感」や「公共性」という視点で選択するほうが少なくとも「後ろめたくなくなる」ことは事実ですよね。

「儲かれば何をやってもいいんだ」的な発想はあまり好きではないんです。

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ガンダムの・・も最強兵器 (tarebon)
2010-07-29 19:11:06
ガンダム的な「ナイチンゲール」も最強兵器ではあります。

タイトルに引かれてここを見て「なんだガンダムじゃなかったのね><」というヲタク男子には申し訳ありません。

そういう人は私の戦略に引っかかった訳ですな(笑)

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Unknown (職務経歴書の書き方の見本)
2010-08-02 17:25:16
いつも楽しく観ております。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
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