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キャリアセンターの文書作法■学生向け通知でも保護者を意識■

2014-02-05 23:15:39 | 日記
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2014年ソチオリンピック直前!!

(出典 theinspirationroom.com)

6年後の東京オリンピックも待ち遠しいこのごろです。

まだ先だと思っていても
意外にすぐにやってくるものですよね。




就職活動中の現3年生も
来年の卒業間際には全員内定が決まっていることを祈りつつ


今日は2月のキャリアセンターの話からどうぞ。


★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
2月もがんばっていきましょ。
★★★☆☆☆☆★★☆☆


■進路決定届けを出してこない学生


この季節、卒業間際まで未内定の学生をサポートする大学のキャリアセンター。

そしてもう一つの仕事が

「進路決定届」を集めることです。



内定が決まった学生であっても
大学のキャリアセンターに内定先を連絡してこないことがあります。

というか


届けを出さなければいけないことを知らないか
知っていてもつい忘れてしまうことがあるようです。



■大学名で発信する難しさ



tarebonはあるとき

進路決定届けを出していない学生向けに
催促のハガキを出す文面を考えて欲しいと大学から依頼されました。


キャリアセンターに文案を持っていくと
なんとなく「書き直し」を求められて


(不思議なことに、どこが悪いということは具体的に教えてもらえなかった)


それを5回ほど繰り返して


(もしかしたら、催促のニュアンスが強い文章はダメなんだろうか?)


ということに気づくまで5回ほど書き直しが続き
ようやくOKを出してもらったことがあります。





懇意にしている職員さんから聞いた話をまとめると
こういう感じになります。


・・・・・・・・・・・

・大学名で発信する文章はどんな文章でも大学としての公式文書であるから、必ず稟議される。
そして必ず誰かがチェックした形跡がなければならない。

(書き直しは必ず複数回行った、という記録がいちばん大切)


・学生向けの文章であっても保護者の目にとまることもある。保護者はステークホルダー。
大学にとって利害関係者が多いので、いかなる強制的なニュアンスも避けるべき。

(「大学が強制し、学生の権利自由を奪った」と反発する教職員の関係者も私大には多い)


・官僚が作成する政治家の答弁書のように「あいまいな解釈が可能」な文章表現を心がけよ。


・・・・・・・・・・・・




■文章(情報)の読み取り能力



大学や病院、金融機関などさまざまな職場・団体には
こうした独特の文章作成ルールが存在しています。



就職活動のESを書くときにも
基本的な書式のルールがあるものですが


書くだけでなく、読むときのルールもあります。
それが

「就職活動で必要な「企業が発信する情報を読む」ルール」です。





読むルール、というのはリテラシーの領域になってきますが
たとえば先ほどの大学発信の文章であれば


「わざとあいまいな表現にしている」
「断定を避け、(学生の)自主性にゆだねる」

という表現がなぜ多いのかを読み取ることで
大学という組織体の特性を探ることも可能になります。




企業が発信するさまざまな情報の中には

「業界ごとのニュアンスを含む表現」
「会社独自のニュアンスを含む表現」

というものが必ず存在しています。



業界研究をしていけばわかる部分もありますから
常に深い読み・推理をしておくのがベターですよ。




★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
2月もがんばっていきましょ。
★★★☆☆☆☆★★☆☆



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