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夏休み増刊■就活に役立つ読書です■S.SmilesのCharacterを読んでみよう☆

2012-08-04 21:24:47 | 日記
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こんにちは。
熱中症対策が大切な、ものすごく暑い夏です。


慣れないスーツ(ワイシャツにネクタイ)で就職セミナーに出席しなければいけない学生さんはたいへんですね。
できるだけ体を休めながら、喫茶店や図書館など涼しい環境ですごす時間を作りましょう。

~8月は大学生の就活準備と夏休みの過ごし方についてのヒントです~






★★★定期更新は★★★
8月も原則週2回(水・日)+夏休み増刊で予定です。
★★★☆☆☆★★★★




■夏の読書で栄養補給


熱中症対策には、こまめな休養と水分・栄養補給ですよね。
夏の読書も就活対策の栄養補給です。
これからの仕事や生き方を考える上で、いちばん大切な栄養を補給しておきましょ。



まずはこんなエピソードから。




■小さな大学で考えたことは



※※※

私は戦後、小さな私立大学に入った。

明治以来、圧倒的に官立大学が優勢な国で、これという有力な人物をまだ世の中に一人も出していないキリシタンの学校であるから、世間相場の出世ルートとは一切関係がなかった。そこで考えることは、「これからの人生をどうやって生きるべきか」ということだけであった。


幸いなことに、そこにはすばらしい先生方がたくさんおられた。
大学3年になったとき、教職課程の授業で神藤克彦先生に出会った。


サミュエル・スマイルズの「自助論(セルプヘルプ)」の原書を神田の古書店で見つけて読んだりしたが、そのことを神藤先生に話すと、先生はスマイルズの「品性論(キャラクター)」の方がさらに充実していると言われたので、その原書も古本屋で見つけて読んだ。



上智大学の文学部にいた私には、人生の先のほうはまったく見えなかった。そのために人間や人生をあれこれ考える本に牽かれ、またルートにのっかていない人たちの人生に無意識な魅力を感じたのではなかろうか。

※※※

渡部昇一の人生観・歴史観を高める事典(PHP文庫1996年初版。2007年改題「わたしの人生観・歴史観」)から




スマイルズの「自助論(セルプヘルプ)」はイギリスの最盛期に書かれた有名な本です。


人生や仕事について考える上でtarebonも影響を受けた本ですが、その本よりもさらに充実している「品性論(キャラクター)」がある、という渡部昇一先生の話が気になって、本屋さんで探したことがあります。




■これから大切な、向上心


古本屋さんで見つけたのがこちらの本です。



訳者の解説から。


※※※


スマイルズが本書を書いた頃のイギリスは世界最強の国であった。
「ユニオンジャックの翻るところに太陽が没することはない」と言われたほどである。
このような領土をイギリス人がどのようにして」獲得したのかは、いまここでは問わないことにしよう。


私が言いたいのは、最盛期のイギリス人がすぐれた人格をもち、世界中から集めた富をかなり上手に使ったということである。



最盛期のイギリス人を支えたのはイギリスのジェントルマンたちの人格であった。そのことが本書によく描かれている。そしてこのようなイギリスのジェントルマンの伝統が薄れると同時に、イギリスそのものの衰退も始まった。



どうか希望をもって自分の信念を貫き、本書とともに忍耐強く誠実に生きる道を歩んでいただきたい。


本書は、たとえどんな困難がおそいかかってきたとしても、必ずや自分を叱咤激励し、自らの弱さを克服するための支柱となってくれるはずである。

※※※
竹内 均 訳「向上心」(スマイルズの「品性論」(キャラクター)の部分訳)知的生き方文庫 1987年)




※翻訳者は地球物理学者の竹内均先生です。
※解説文だけでも読む価値があると思います。




■時代を超えて変わらない、スタンダードな基本。



自助論や向上心のスマイルズの考え方は、最盛期のイギリスの繁栄を支えると同時に、明治時代の日本人にも中村正直の翻訳(「西国立志編」(セルプヘルプ)、「西洋品行論」(キャラクター))で大きな影響を与えました。



古い本ではあるけれど、一度でも読み通す経験をしていると、かならず何かの時に内容を思い出して、役に立つことがあると思います。



~抜き書きで紹介~


~・~・~

常に根気強さを忘れなければ、必ず何かの形でむくわれるものである。他人の助けを借りるのは意味のないことだ。


頼りにしていたパトロンが死んだとき、ミケランジェロは次のようにいった。

「世間が与えてくれる保証など、その多くは空しい一時の夢にすぎない。自分の力を信じて、価値のある人間になるのが何よりも安全な道だということが、自分にもわかりかけてきた」


~・~・~



~・~・~

人格はあらゆる場面でその効力を発揮する。仕事場に人格者がいれば仲間は勇気づけられ、向上心も高まるだろう。
逆に人格が劣り労働意欲のない人間は、知らず知らずのうちに仲間の質をも低下させてしまうだろう。


善良な人とコミュニケーションをもてば、必ず善を生む。善良さは広い範囲に影響を及ぼす。


批評家ラスキンはこういっている。
「邪悪な親から生まれた者は邪悪を生み、勇敢で名誉を重んじる親から生まれた者は勇気と名誉を教える」

~・~・~
(前掲書から)





夏休みの読書は、人生の熱中症予防の栄養補給です☆
しっかり補給してみましょう。




★★
8月も原則週2回(水・日)+夏休み増刊で予定です。

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★★



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