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困った失敗が成功した話■製薬会社のクロジン開発■就活の職業観!

2011-10-18 06:54:24 | 日記
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おはよう☆


10月はハロウィンにちなんで
仕事に関係する「不思議な世界」をとりあげてます。


★「世界へはばたく、おお明治」★
先日訪問したキャンパスで不思議なインパクトを感じたので写メ


(本文とはまったく関係ありません)




“仕事の不思議な(ワンダー)面白さ”
を追究しながら就活の職業観を磨いていこう☆


失敗した開発品が
成功につながるという物語は多いんだ。

そんな会社の仕事から考えていこう。







■風邪の特効薬を開発しようとして


※※※

C・H・ベーリンガー社のヘルムート・シュテーレは、とくに欧米人に顕著な、鼻水が出て鼻が赤く膨らむ症状を緩和する薬を研究していた。彼が考えたのは「クロジン」と呼ばれるものだった。


「クロジン」の臨床試験を担当したのは、M・ウォルフ博士であった。
そして秘書のミス・シュバントが最初の実験台になることになった。


・・クロジン溶液を注入された彼女は、そのまま深く眠り込んでしまった・・


※※※
秋山眞人「実際に起きた驚異の偶然の一致」二見文庫1994年から





そのまま24時間眠り続けた彼女を診察した結果、クロジンには副作用として
“血圧を低下させること”がわかった。血圧低下が眠りを誘ったのだ。



風邪の特効薬としてはまったく完全な失敗作だったので

とりあえず会社は開発ターゲットを変えて
“血圧降下剤としてのクロジンの開発”を目指すことになった。




■思いがけない副作用の効果



再び前掲書から


※※※

さらなる研究の結果、クロジンは目の病気である緑内障や偏頭痛の治療にも有効なことがわかったのである。


さらに幼児のツーレット症候群という難病の症状を緩和することもわかった。




風邪の一症状を緩和するつもりで開発された薬品がその目的にはまったく期待はずれだったのに、はるかにたくさんの、しかも重大な病気の治療薬として役に立つことがわかったのである。

※※※



最初の開発目的と異なる結果が出てきたのに
それが思わぬヒット商品に変化するということは


新商品を研究開発する部門では
よくあるジンクスでもあります。






仕事の面白さのひとつには

“勉強で高得点を上げたり、成績が上がって合格する喜び”

とは別の世界の喜びがあると思うんだ。


どんな喜びかといえば

“「零点の商品」が、ある日「100点のヒット商品」になる”

という創意工夫の面白さだよ。



★★仕事も就活も、工夫次第で★★



チャンスを生かした創意工夫でいろんな逆転が可能だという
クリエイティブな期待感があるのが仕事の生きがいの世界。


そんなイメージでいこう。



■補足クリップ■

仕事とは?


教科書的な説明は、こんな風になります。


※※

働くってどういうこと?



就職とは、「自立した生活を営む」ために「社員として働いて収入を得る」こと。
企業は商品やサービスを社会に提供して、その利益を社員や株主、社会全体に還元していく役割を担っている。

そのような企業活動に社員として貢献することで、社会の役に立ち、自立した生活を送る。それが「働く」の基本だ。

※※
日経就職ナビ2013から



正論とあわせ、tarebonの提供する話もヒントにして
この秋はオリジナルの職業観を貯金していきましょ。


じゃあまたね。




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