はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

常磐線の野球談議

2022-04-27 04:48:19 | スポーツ

昼間の常磐線はガラガラで

となりの人としゃべることもある。

私「大谷がホームランパッタリでなくなりましたねえ」

男「ブリブリ振りまわし過ぎなんだよ。

 大谷ならば八分の力でミートすれば十分

 ヒットもホームランも打てるんだ

私「同じホームランでも

 フェンスギリギリじゃなく特大の140メートル弾を狙ってるんじゃないですか

みんなから『さすが大谷の打球だ!』と拍手喝采を浴びてきて

その快感を知っちゃうと、つい肩に力が入っちゃうんでしょうね」

「そこが間違いなんだよ。そもそも肩に力が入ると、かえって

バットがスムーズに出てこなくなる。

八分のパワーで鋭く『振り抜く』というイメージが大切なんだ。

110メートルでも140メートルでもホームランはホームラン。

そういう冷静な判断ぐらいできないと。

チームの中心、勝利の命運を握っている自覚を持ってほしいな」

私「若いからしょうがないといえばしょうがない。

でも若いと言えば、佐々木朗希投手が

完全試合を達成した際

インタビューで

「脱力したのが良かった」

って答えてましたよ。

アレは、あんに、大谷選手へのアドバイスだと思いましたが」

男「それそれ!俺もそう思った

直接大谷に、こうしたらなんて年下だから言えないから

あーいう機会を利用して

大谷にアドバイスしたんだなと俺も思ったよ。

バッティングってのは

基本はセンター返しなんだ

ツーストライクを取られて

きわどいコースを無理やりセンターに打つことはないにしても

それまでは、基本はあくまで

ピッチャーの足元を狙って打つセンター返し。

俺たちが少年の頃、高校野球の解説者だった

池西増夫氏は、口を酸っぱくしていってたもんねえ」

 

 

 

とにかく

大谷にはセンター返しを心がけてほしい。

そこからだ。

 


昨日のテレビより

2022-04-27 04:05:23 | 将棋

囲碁将棋チャンネルで

2017年対局の澤田五段(当時)と藤井聡太四段の

棋譜解説をやっていたが。

解説者の佐々木勇気五段が

「コレコレこういう変化になれば同形になりますが

先手は『同形で、どうけ?』

と(相手に)言いたい場面ですが...」

と、目いっぱいのギャグをかましたのに

聞き手の安食女流初段に

スルーされて気の毒だった。

一方、豊川八段のおやじギャグは

誰にもわかってもらえるシンプルて、それでいて面白いから

改めて豊川八段の当意即妙なギャグセンスに敬服したしだい。

 

ついさっき

Eテレで『100分で名著』の

カフカ『変身』を

4回放送分まとめて観た。

伊集院も頭木氏も指南役の滋賀大学講師も

そうらしいが

私も大いに作品に感銘を受けた。

まるで自分のことをモデルにしてるんじゃないかと

錯覚するぐらいに

『虫』は、私の状況を反映し、また声を代弁している。

 

100年も前という時代と

日本とは、はるか遠く離れたプラハなのに

自分と同じ人間はいるんだなあ

俺だけじゃないんだ

大昔からいるんだ。

そんな

なんかちょっとホッとした気分になる。

虫は父親からリンゴを投げつけられ

それが当たって衰弱し息を引き取ったが

今後ご近所からもしくは親類から

『リンゴ』を投げつけられぬよう

気を付けて

かつ

最低限のたしなみは努めつつ

けっして

暴発せずに生きてゆくしかないってことか。

ミミズみたいに。

 

でも。

 

最近、鳥の名前はわからないけど

親鳥がミミズを運んでる光景を見るんだけど

ミミズは

アレで幸せな人生と言えるんだろうか。