政治的なことを言うと熱くなる。
ただでさえ暑くてヒーヒー言っている状態に
油を注ぎたくないので控えめにしたいが。
くだんの「世界で一番偉大な国」の大統領が
ブラジルへの関税を
10パーセントから50パーセントに引き上げるという。
理由は、ブラジルのルラ大統領が
「自分が気にくわない政治思想の大統領だから」だというのだ。
ブラジル国民が自分たちの意思で決めた指導者を
他国の(たとえ大国だろうが)指導者が
俺の気に入るやつじゃないと『ケシカラン』と
イエローカードかレッドカードを出すなんて。
しかもどういう体制の政治家だろうが
その気にくわなさを関税を高くするという仕打ちに転嫁するなんて
全く道理に合わない。
かつて
千葉すずとひともんちゃくあった
日本水泳連盟の会長みたいな横暴さ。
その人も戦後の敗戦の日本を大いに勇気づけた功績は計り知れない。
喜劇役者の伊東四朗は
今も日本スポーツ界における最大の英雄だと
のべている。
戦後のオリンピックで出場を果たした際は全盛期を過ぎていて
予選落ちをして
その時のNHKの飯田アナウンサーは
「日本の皆さん、F選手を責めないでください。彼は精いっぱいやりました」
という発言にアーカイブスの放送ながら涙しましたよ。
でも!
だが!
しかし!
それと千葉すずの問題は全く別だ。
冷静沈着にどちらが正しいかを天秤にかけるというか
『日本水泳界の天皇』だから「花を持たせる」とか「忖度する」とか
そういうことは抜きにして
あの問題を精査し考えるべきでしょう。
アマボクシング界の山根氏や
アマ相撲界の田中氏らとまったく同じ構図。
なんなの日本のアマスポーツ界は。
私が一番嫌いな昔の日本の体育系な慣習と言うのは
「たとえ目の前の赤いバラがあって
どう見ても赤いバラでも
その場にいる先輩連中が『これは白いバラだ』と言えば
周囲の後輩たちは
『白いバラに間違いありません」と言わなければならない・・・ことだ。
まあ、でも怪我の功名と言うか
その後、千葉すずの表情を見ると
どうやらそういう彼女の憤りを
理解したうえで、ほぐしてくれた旦那と
幸せな結婚をしたみたいでホッとはしてるが。
話をもとにもとに戻して
エート
私ががっかりしてるのは
日本にいる日系ブラジル人が
ほとんど現在のルラ大統領ではなく
『南米のトランプ』ことボルソナーロ前大統領の支持者だということだ。
(その理由は、ここでは省略するが、ボットさんに尋ねると答えてくれる)
つまり
トランプの支持者でもあるということだろう。
ところが
今回の
あの関税50パーセント発言。
日系ブラジル人の
ボルソナーロ支持およびトランプ支持が
グラついたりしないかな。
しないだろうな~。
何様だと思ってるの