はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

ギョーザ

2023-11-06 01:41:03 | 食べ物

宇都宮で餃子祭りが開催されたらしい。

でも最近一人当たりの消費額は

浜松、宮崎の次ぐらいなんでしょ。

まあいいんですけど。

 

餃子といって思いだすのが

子どもの頃言ったデパ地下の餃子だ。

有楽町の...

大丸だったか阪急だっけなあ。

デパ地下内に広がる餃子の香り。

平べったい

餃子を買って

日劇の舞台いや映画だったか。(かなりアヤフヤ)

後ろの席で餃子をいただきながらの観劇だけど

餃子が冷たくても美味しかったことに

観劇じゃなかった感激した記憶がある。

 

町中華では

浅草の『王子』(おうじ)と言う名前だったと思う。

レバニラも旨かった。

 

あと

上野動物園を見学した後

不忍池で鳥にエサをやりつつ

写真を撮り

広小路口から外へ出ると

その店はあったのだが

当時は名前は知らなかったのだが

『珉珉』というのだろうか。

一個一個のサイズがデカい。

ジューシーである。

テーブルの片隅に

割り箸以外に

ロシアンルーレットのような形の

ピーナツ自販機

あるいは似たような

占い&おみくじ販売機も置いている。

家族で動物園に行くと

必ず上記のコースを経て

この店で腹ごしらえをして帰宅と言うのが

昭和の中流家庭の家族のお決まりコースである。

 

 

 

 

 

 


おてもやんよりマダムヤン

2023-11-01 01:06:09 | 食べ物

今ラジオ深夜便で

岡山の笠岡市の人のレポートを聴いたんだけど

笠岡と聞くと

ちょうど50年前の出来事を思い出した。

7月の終わりか8月になっていたか。

新幹線に乗っていた。

大雨のせいで

その先の所で土砂崩れ。

笠岡駅で

13時間ぐらい足止めを食らっちゃったんだよね。

おまけに歯が痛くなった。

さらに

全身『とびひ』になった。

 

以来、新幹線が嫌いになりかけた。

新幹線と言えば

車内販売が亡くなるんだってね。

車内ワゴン販売といえば

サンドイッチだ。

子どもの頃から

あのサンドイッチに憧れてねえ。

なんてことない。

玉子とハムときゅうりの

薄っぺらな3切れのサンドイッチにすぎない。

だけど

あの新幹線の

車内でワゴンから買って

景色を眺め揺られながら

いただくということに意味があるのです。

ましてや

夏休み

旅行に行くという

『ハレの日』である。

そんなときに世知辛い

日常生活の合理性ばかりを

持ち出さないでほしい。

 

ところが

母親と言うのは

そこらがわからない。

「あんなの私が家で作ってあげるわよ。

アレで300円なんて高いじゃないの。

買ってなんて、冗談も休み休み言いなさい」

と、一刀両断。

とうとう一度もサンドイッチを買う機会がなくて

大人になった。

 

ガッツ石松が

ボクシング修行中

出前のバイトの途中に

いつも素敵なコーヒーの香りが鼻孔をくすぐる喫茶店があった。

「世界チャンピオンになったら

ここのコーヒーを腹いっぱい飲んでやろう」

と誓った。

で。

世界チャンピオンになったら

自宅の近くに喫茶店がいくらでもあったのに

わざわざ電車タクシーを乗り継いで

その時の喫茶店に出向いて

『あのときのコーヒー』を味わい

まるで

井上陽水の『人生が二度あれば』のなかに出てくる

両親のように

これまでの修業時代や人生をしみじみ振り返ったという。

 

旨かったろうねえ。

 

 

旨かったといえば

『マダム楊』(マダムヤン)

今も売ってるのかなと思って

調べてみたんだけど

どうもないみたいです。

なんでなくなったんだろ。

今は

ちょっとぐらい値段が高くても

より美味しいものを求める時代なのにね。

 

 

 


抹茶味好きの嘆き

2022-05-04 13:11:46 | 食べ物

何か月前、生協の宅配で

パルムの抹茶味がカタログに載って

やれうれしやと

制限個数3個を注文した。

以来、生協はおろか

近所のスーパーにも

全く見かけなくなった。

森永乳業のお客様相談室に

問い合わせのメールをすると

「現在製造を終了してる」

という。

「検討します」

と、締めくくってるが

どうなんだろ。

抹茶味って

売れ行きが大したことなかったのかなあ。

でなければ販売を中止するわけはないだろう。

美味しいのにね。

 

アイスと言えば

思い出すシーンがある。

46年前。夏。

京都・奈良に家族旅行に行った。

 

桜井駅の改札を出てすぐのベンチに座り

アイスキャンデーを舐めていた。

と。

どこからともなく

となりに

ステテコ姿でウチワを持った

白髪坊主のおっちゃんがいて

物欲しそうに

コチラをじ~っと見つめているのである。

ぺちゃぺちゃ唇をならして

「にいちゃん。うまいか」

私が「はぁ」と頷くと

またも唇をぴちゃぴちゃ鳴らして

「ワシものどが渇いての」

と、すり寄る。

 

私は気味悪くなって

立ち上がって

ほうほうのていで逃げた。

遠くから様子を眺めていた家族からは

ある意味、今回の旅行で

一番面白い経験だったな

と、からかわれた。

このオッサンを含めて

なんだか

手足を震わせて

駅の階段を危なっかしく歩いている

いわゆる中気のオッサンとよくすれ違った。

 

いまだ

棒についたアイスを舐めて

ボーっとしてると

あのときの光景が思い浮かぶ。

 

 

 

さて。

みなさま

森永乳業のお客様相談室へ

パルムの抹茶味のリクエストの

メールを送っていただけないでしょうか。

みなさまの声が

集結すれば

きっと

再び、パルム・抹茶味の

再発売が実現できるでしょう。

 

私は、ここでくちずさむ。

(松尾和子&マヒナスターズの曲)

 

だれより~も、だれよりも、キミを

 

アイス~

 

と。

 

 

 

 

 


C級グルメ

2022-02-02 02:40:30 | 食べ物

私がよくいただく

B級グルメならぬ

それ以下の

C級グルメである。

 

ビールジョッキに豆乳を8分目まで入れる。

茶園で購入した一番安い抹茶の粉を入れる。

ノンカロリーのガムシロップを入れる。

ポッカレモンの汁を入れる。

 

よくかき混ぜると

ドロドロの

スムージーみたいになって

それ自体

低カロリーで美味しいが

私は

この飲み物をジョッキごと

冷凍室に入れて

フローズンヨーグルトにして

食べるときは

ラジオ番組や

パソコンでアメーバの将棋中継を観ながら

専用の先端がギザギザの強力なスプーンで

ガジガジほじりながら

いただく。

長い時間、楽しめるのがいい。

 

 

パン屋からもらった大袋50円のパンの耳で

パン粉を作りフライを作る。

 

冷凍食品のニチレイの北海道栗カボチャ

私は一時期

こればっかりゴハン代わりに食べていた。

煮るときに隠し味に

インスタントコーヒーを少し入れると

味に深みが出る。

 

素敵な女友達数人と

ピザを食べに行く。

彼女たちが残したピザの端っこをいただく。

なにか

小学生の時に

教室に誰もいないことを確かめ

そ~っと、片想いのマドンナの

たて笛を拝借して

間接キスとかいって

吸い口を口につけ吹いたときの

甘酸っぱい初恋の思い出と重ならなくもない。

 

 

ただ

 

 

完璧に嫌われることを

覚悟したうえで

お試しあれ。

 

 

 

 


グルメについて

2022-01-29 01:26:34 | 食べ物

私は比較的にハードのモノが好きである。

とはいっても

アダルトdvdではない。

 

 

それにつけても

最近の、というより昔から

アダルト作品の制作者は

まったくわかってないね。

とにかくピストン運動ひとつとってみても

 

より過激に

 

よりダイナミックに

 

より高速に

 

ときには

 

アクロバティックに

 

やることがエロさを増すことだと思いこんでいる。

まったくのかんちがいである。

 

 

 

はてまたは

 

女優のアソコを

ドアップに映すことが

エロいと思っている。

 

こういっては申し訳ないけど

女性のアソコって

画面いっぱいに

ドアップに

ましてや、おっぴろげて映されても

ただグロテスクにしか見えないでしょ?

ハッキリ言って。

悪いけど。

 

コチラとすれば

女体の美しいなめらかな曲線

カラダ全体のフォルムを味わいつつ

アソコを

自然なシチュエーションのなかで観たいのに。

わかってない。

 

 

で。

 

もとい!

 

 

ハードが好きなのは

料理関係である。

まず

チーズ。

私はチーズが好きなのだが

クリームチーズは苦手である。

堅ければ堅いほどいい。

 

スモークチーズも好きで

薄切りにして

オホーツクなど一本のカニカマの上にのせて

寿司みたいにして食べると

旨い!

立派なオードブルだ。

 

焼いもも

最近流行の

スーパーの入り口付近のスタンドで売っているトロっとした焼いもは

「う~ん」と

首を傾げてしまう。

少年時代の屋台で買った

中がホクホク

皮もカリカリで甘みが凝縮していて

歯ごたえのある

あの石焼き芋売り屋台の焼いもが

断然好きだ。

 

オムライスもそう。

なんかやたらと

「タマゴがトロトロ」がもてはやされている。

 

 

むかつくのは

なんとなく

トロトロなど

「柔かい方が好き」

と言った方がなにか

味覚のレベルが高いとか

流行の先端を行っている

物事の本質を知っている

へたしたら

知性があると思われるという

見方がなされているような気がしてならない。

堅いのがいいというと

野蛮だとみなされるような気がしてならない。

(被害妄想か?)

 

オムライスの皮(薄い玉子焼き)は

私は

トロトロじゃなく

 

昔ながらの昭和の洋食屋の

ペリペリが好きです。

 

またコーヒーも

あんまり熱々は

コーヒーの味を損なうといわれるかもしれないが

沸騰するぐらいの

熱々にしないと気が済まない。

とくにインスタントのやつは。

銘柄なんてのはどうでもいい。

熱々だ。

 

だから

いったんカップにお湯を注いでも

再びそのカップを

レンジでチンする。

あふれかえらない程度にまでギリギリ温め

ボッコボコと泡立つコーヒーを

いただく。

 

熱さ堅さも

旨さのうちだと思う。