goo blog サービス終了のお知らせ 

はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

実際に会ってみれば?

2025-08-21 02:24:04 | 将棋

最近、女流棋士の竹部さゆりさんが

広陵の監督に続いて

ネットの餌食になってるけど

いちばんいかんのは

焚きつける評論家だとか著名なスポーツライターだろうね。

そんなに広陵の監督が憎らしいならば

実際に会ってですよ

1メートルの距離で

顔つき、ヒザつき合わせて

『高校野球について』

とことんまで

話し合えばいいのだ。

 

竹部さんて

所司先生と

よく、全国障害者将棋大会にゲストで来てくれて

その時の開会のあいさつなんかも

まあ普通と言うか、ぶなんと言うか

ちゃんとした感じだったよ。

一回だけじゃなく複数回出席していて。

どちらのときも

会場の隅で竹部さんが

所司先生と話してるときに

私が割り込んでいって

「その調子で個性派を貫いてください」

みたいな生意気な声掛けをしたんだけど

覚えているかな。

『北とぴあ』というビルの会場だったと思うけど。

 

まあそれはそれとして

映像やネットを通して

ああだこうだ言うのが流行しすぎる。

「実際に会う」ということを

若い人が怖がり過ぎるのは

考えものだと思う。

実際に会えば

意外と

「なんだ。俺と同じじゃないか」

なんて気づくことも多いはずだ。


将棋のプロ棋士について

2025-08-08 01:00:34 | 将棋

もう決定事項だから

今さら言ってもしょうがないが。

 

白玲戦を5連覇すると

自動的に

プロ棋士の資格が得られるという。

羽生前会長が推進した制度だが

 

藤井聡太七冠はこの新制度に異議を唱えている。

若手の棋士や奨励会員たちのほとんどは

「藤井七冠、よくぞ言ってくれた」

と心の中で拍手をしてるらしい。

 

ワタシの世代は『妥協の世代』といわれていたから

賛成派と反対派の妥協案ということでもないが

 

白玲戦を5連覇すると

「プロ棋士挑戦権」を得られる。

その女流棋士がプロ棋士挑戦を表明すれば

フリークラスのプロ棋士5人と対局し

3勝を上げたら

晴れてプロ棋士になることができる。

 

という案はどうだろう。

 

賛成派も反対派も100パーセントは

納得はできないだろうけれども。

白玲戦が賞金が高くなったから

それに伴う価値を高めたい連盟サイドの気持ちはわかるけど。

 

女流のトップの実力とフリークラスのプロ棋士には

実質的に同じくらいだからいいじゃないかの

私の周囲の棋友の声もあるが

こういうのは

『プロセスが大事』

だと思うから

藤井七冠の主張もわかるという感じである。

 

 

 

 

 


将棋名人戦

2025-05-18 22:34:37 | 将棋

永瀬九段が

2三飛成としたら

当然2ニ歩とするものだと思ってたら

藤井名人が考え込んでいる。

ソフトの評価値を見て(2ニ歩と)言ってるのではなく

初心者であっても一目でこの手を指すところだ。

ところが名人は悩んでいる。

やっぱり強すぎて手が読め過ぎちゃうとると

その真意はよくわからないが

逆にこういう平凡すぎる手よりも

一手違いで斬り合って勝ちたい

肉を切らせて骨を断つ

高速の寄せで

この名人戦を締めくくりたい

そう思っちゃったのかねえ。

 

やっぱり藤井名人も人間であるということがわかった。

決して皮肉で述べているのではない。

逆に

永瀬九段から見ると

「辛抱していたらなにかがあるもんだ」

と確信したと思う。

島九段や藤井猛九段も

永瀬九段を見習って

そんなあっさり投了しないで

もう少し指し続けてくれればと願う。


棋聖戦挑戦者決定戦

2025-04-25 20:06:37 | 将棋

杉本五段が勝った。

こういう時は必ず永瀬九段が勝つものだと思っていたが。

 

121手目に4三馬を逃したときは

ああやっぱり結局こうなるのか

と思いきや

粘り強く指していくうちに

五分五分になり

永瀬九段の一手の悪手を境に流れが変わり

最後は

十何手で詰め切った。

 

終盤、杉本五段の方が時間を残していたのが

功を奏したのかもしれない。

 

時間は大切ってことだな。

 

だからさ

太っている方がいい。

だって大きな病気になったら

いやがおうでも痩せてゆく。

そのときにある程度太っていた方が

それだけ時間を稼げる。

その間に

いろんな薬および治療を(カラダに)ほどこすことができる。

治癒・回復の確率も高まる。

むろん太り過ぎはいけませんよ。

過ぎたるは及ばざるがごとしと言うし。

でも

年を取ったらふっくらしてるぐらいがちょうどいいんだと思う。

 

というわけで

 

杉本五段にとっては

盆と正月とクリスマスがみんな一緒に来たような日だった。

 

ここで短歌を一つ

 

『この一手   効いたねと言ったから  4月25日は       和陽記念日』

 

おそまつ。