はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

12億円②

2023-01-20 16:25:23 | ラッキー

前回の

下着やパックの寿司の購入

引っ越しや風俗で

どのくらいかしら。

ま、せいぜい300万円かなあ。

まだまだ

12億は使いでがある。

 

海外旅行はどうですと?

あ~

私は海外旅行する人の気がしれないタイプ。

理由を一言でいうと...

めんどくさいからかなあ。

コレ言っちゃ身もふたもないけど。

だって

外国になにかそんなに

実際に行って

見ておきたいものってあります?

そりゃ

いくらネットを駆使して映像を入手して眺めるより

実際にまのあたりにすることは

比べものにならない臨場感、一体感があるのは認めます。

でも

多額の費用と時間と

飛行機が事故やハイジャック

あるいは

自然災害や犯罪に巻き込まれるリスクもを考え合わせると

観光目的だけで

(留学は別)

海外に行くのは

めんどくさいんだよねえ。

ああ、あと

たぶん

年取って体力に自信がないせいもあるかな。

 

じゃ国内旅行かっていうと...

 

 

 

そうさなあ。(5分間、首をひねり考えをめぐらす)

 

 

 

今どっか面白いとこあります?

 

 

ん~と。

 

 

寒いし

 

 

温泉?

 

別にお湯で体を温めるのに

自宅も温泉もたいして変わりない。

 

そういえば

最後に家族旅行に行ったのが

19歳時。

松島だったな。

 

湾内をめぐる遊覧フェリーに乗ると

ウミネコだったっけ

ものすごい数のウミネコ(時々、違う鳥が混じってる)

が空中を飛び交い

甲板にいる客にエサをねだる。

文字通り、目と鼻の先だ。

 

ヒッチコックの映画『鳥』の

主人公の気持ちに

ちょっとなったりする。

 

コレを読んでいる人の中には

体験した人も多いでしょう。

 

42年前のこの時

乗船していた客の中に

ひとり

傷心の旅かなんだかわからないけど

23歳ぐらいの

若い女の子がいた。

 

それまでは

むす~っとして

堅い表情で静かに立っていただけだった

なのに

鳥たちとのしばしのふれあいのさい

いきなり超興奮の極致。

 

「ぶひゃぶひゃぶひゃぶひゃ......」

って大笑い。

大はしゃぎ。

そのギャップに驚いた。

まるで高校時代のクラスメイトの

金箱真由美さんみたいだと思った。

でも

この外国女性はきっと頭がスゴイいい人かもしれぬ。

金箱さんって

同じドリームハイツの住人だったけど

テストぜんぶ100点だったんだよねえ。

なぜ金井高校に来たんだろう

柏陽高校にいけたのに。

不思議でたまらなかった。

 

柏陽高校出身と言えば

横浜銀蝿の翔さんだっけ

姪の実家

すなわち

私の妹夫婦が戸塚で営むパン屋の常連らしいんだよね。

余談だけど。

 

 

そんなわけで

そのときの外国人女性も

松島旅行で

癒されただろうか。

 

 

そうそう。

松島でビックリしたことがあった。

 

石田屋って

料理旅館だったけど

すぐ近くに

牡蛎うち場っていうの

とってきたばかりの牡蛎を加工処理する作業所が併設していて

そこで食べた

カキフライが

めまいがするぐらい美味しかった。

するぐらいじゃなくて

したね

めまいがした。

この60年余りの人生で

一番旨かったのが

あのとき食べたカキフライでしたから。

まだ石田屋はあるのかねえ。

 

 

 

やっぱり

サンマは目黒

カキフライは松島

にかぎる...

 

ですな。

 

だから

 

松島だったら

もう一度旅してもいいかな。

 

 

今度は

ワタシが

ちょうど「あのときの外国人女性」

になるのかもね。