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はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

高校野球について

2025-08-18 19:00:37 | 高校野球

高校野球が佳境だ。

バットの基準が変わったせいか

ホームランが少ないが

ここでピッチャーが踏ん張るか

ヒットを打って局面を打開するかといった

ギリギリとした胸が締め付けられるシーンが多い。

黒沢映画の中の

侍同士が向かい合っているシーンのような。

 

松坂大輔は

「織田投手は自分の高校時より上です」

と織田投手を励まして、殊勝な発言をしていたが

正直言って

スピードは同じかもしれないが

球の力(たとえバットに当てられても詰まらせる威力)

変化球のえげつなさ(決勝戦でのノーヒットノーランの最後のボール)

スタミナ

体幹の強さによるフォームの安定感→コントロール

などを考慮すると

まだ松坂投手の高校時代の方が上と言う気がする。

とはいえ

織田投手は2年生だしね。

 

今ふと思い浮かべたのは

大昔、高校野球観戦した時のこと。

帝京高校の応援席で

上は、選手と同じ縦じまのユニフォームで

短パンむっちり太ももハイソックス姿の

チアガールたちが

かわいらしかったこと。

 

PL学園の

人文字の応援は

芸術的でもあり

相手チームに言わせると

威圧的でもあったようにも思える。

1962年春の選抜が最初で

年々進化してたよねえ。

 

最近の応援は地味ですな。

そういう風潮なのか

高野連の指導なのかはわからないが。

 

この夏も

高校野球が終わると

ツクツクボウシが啼くんでしょうな。

 

 

 

 


高校野球好き熟年夫婦

2022-01-28 21:33:31 | 高校野球

電車の座席に座っていたら

前にいた夫婦がヒソヒソ声で会話していた。

 

妻「高校野球のセンバツ出場チームに

   なんとかクリスト高校が選ばれなかったのはおかしいよね」

夫「だよね。準決勝で負けた大垣日大高校が選ばれた。

  選考委員の中の仕切り役かなんかが、日大のOBかもしくは

  キリスト教系の学校が嫌いな人なんじゃないの」

 

 

しばし沈黙。

 

 

夫「高野連と朝日新聞のタッグの高校野球って

  昭和の香りがプンプンする高野連と

  革新を標榜するの朝日新聞が仲良しというのも不思議な取り合わせだな」

妻「朝日って、本性は古いんじゃないの」

夫「アレは何年前だったか。

  夏の甲子園の予選。

  神奈川大会の準決勝か準々決勝の

  東海大相模高校の試合で

  ある選手が試合中にボーンヘッドをしたら(東海大相模の)監督が

  その選手を平手打ちしたんだよ。

  そしたら『暴力はけしからん』ということで、高野連は次戦の

  東海大相模の試合出場を取り消しにしたんだ」

妻「ええっ。どうして?だって暴力はいけないのはわかるし

  その罰を、暴力をふるった相模の監督だけが受けるのならまだわかるけど

  なぜ被害者の選手たちが罰を受けなければならないの」

夫「さあ。そこが高野連の高野連たるところで、一般人の普通の常識とか 

  当たり前の感覚が通じない、悪い意味での昭和の遺物だってことさ」

 

 

しばし沈黙。

 

 

夫「朝日新聞出身の谷口源太郎というスポーツライターは

  この高野連の措置を擁護してた」

妻「へぇ」

夫「こいつはまた、松坂投手がいた横浜高校の 

  <センターからのサイン盗み疑惑>のときも、確かラジオの荒川強啓の番組で

  『サイン盗みなんかしなくても強豪校なんだから勝てるのに。残念だ』みたいな  

  ことを言っていたが。

  アレって結局、横浜高校の渡辺監督を逆恨みしてる元野球部員かの

  フェイクニュースだたわけでしょ。

  谷口は渡辺監督に「すみません。早合点してしまいました」ってちゃんと

  謝ったのかな」

 

妻「マスコミって、自分が鳴らした警鐘が的中すると、鬼の首でも取ったような顔を

 するけど、間違えると何事もなかったようにシラーとした顔で、そのことについて

 は話題にも取り上げなくなる。そういうものよ」