goo blog サービス終了のお知らせ 

はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

さすがのスター

2025-06-03 12:10:56 | プロ野球

我々は少年野球の時に

背番号3を奪い合った世代だ。

 

阪神の上田投手があと一人でノーヒットノーラン達成というところで

長嶋がレフト前にヒットを打ったシーンが忘れられない。

解説者が「長嶋はああいう所で打つんだよ」

とポツリと言った。

 

末次選手が逆転サヨナラスリーランを打ったとき

ホームベースで出迎えた

長嶋監督の満面の笑顔が忘れられない。

 

昭和33年に契約金1800万円で入団したという。

当時の大学卒初任給は、1万2700円である。

今が25万5400円とすると

約20倍になったことになるから

1800万円×20=3億6千万円

 

つまり長嶋選手は今で言えば

3億6千万円の契約金でプロ野球界入りしたのであった。

やっぱ、スターだ!

 

 


大杉久美子『草原のマルコ』の替え歌で、長嶋茂雄応援歌『球場のシゲオ』

2025-06-03 10:36:36 | プロ野球

金田投手の     渾身の球に

続けて   空振り   完敗す

けれど巨人の    四番ゆえ

怖気づきはしない

ナガシマシゲオ   おまえは来たんだ

栄光に続く  この道を

さあ出発だ   今  陽がのぼる

希望の光     両手につかみ

バットに  奇跡の風  はらませて

優勝目指し  あの空の下

はるかな夢を  めざせ


まだカラダができてない。線が細い

2025-05-11 00:43:00 | プロ野球

「佐々木朗希はメジャー行くの早すぎたのかね」

「婚さんだから疲れてるんじゃないの

いろんな意味で」

「アッチがたてばこっちが立たずか」

「言い方が、ヤらしいんだよ。きみは。下品だな」

「何でもっと長いスパンで野球人生を考えないんだろう

日本でじっくり投手としての根っこを生やしてから

メジャーに挑戦すればいいじゃない。

『釣りキチ三平』の作者は

『回り道のようで社会人の経験を十分に積んだからこそ

念願の漫画家生活に入って花開くことができた』

と述べているぐらいだ」

「ともかくスタミナがなさすぎる。35歳の菅野よりもないんじゃないか。

だって若いんだからしょうがないじゃないというなら

だったとしたらますます日本で登板経験を積んでスタミナをつけてゆけばいいじゃないと言いたいね」

「本人が言うには

『自分は幼いうちから速い球を投げられた。だけど

自分の能力に対しカラダの成長が追い付いて行ってない。

逆に言うと壊れやすい。

今まだ壊れてないうちに

とりあえずメジャーに足を踏み入れておきたい』

とインタビューに答えたそうです」

「ええっ。近いうちに壊れることを前提に行動してるの。

壊れないように監督やスタッフや、もちろん自分自身も

これからの投手人生をも考えて

スポーツ科学を取り入れた練りに練ったトレーニングをしてるんでしょ。

アンラッキーにも怪我や事故や病気で

投手生命が短い場合もあるでしょう。

でもそれは予測できないし、そんな壊れないようにすることを

はじめっからあきらめてる選手なんていませんよ。ずいぶん悲観的と言うか。

何をビクビクしてるんだろ」

 

あと。具体的に言うとメリハリがないね。

阪急にいた左腕の星野投手は130キロの直球でも

空振り三振を取っていたけど

カーブが85キロぐらいなの。

さらに言うと

カウントを稼ぐボールと

決め球を使い分けている。

ツーストライクを取ったところで

渾身の一球を投げる。

だからそれほどスタミナを消費しないで長いイニングを投げられる。

ところが佐々木は

その打者の一球目から決め球まで全部を全力で投げている。

そりゃすぐ疲れるわ」

「ちょっと前の朝日新聞のスポーツ欄を見ると、大谷の時も菊池の時も

佐々木の時も

一貫して

一刻も早くメジャー挑戦を認めるべき。

メジャーにもっと早くいかせてあげれば大谷は今頃6回ぐらいMVPをとって

通算ホームラン数もボンズを超えたのに」

とかなんとか書いていたようだが

そういうのを捕らぬ狸の皮算用と言うんだから。

 

 


プロ野球は

2023-11-04 21:35:22 | プロ野球

日本シリーズも佳境を迎え

このままだと日本一決定は

最終戦になりそうな雰囲気です。

 

岡田彰布選手というと

一番有名なのは

巨人の槇原投手に3連発本塁打を食らわせた

阪神のクリーンナップの一人

ということになるでしょうが。

 

打席での構えはレッドソックスの吉田選手みたいに

大きな構えではなく

どちらかというと

縮こまったこじんまりした構えというのか

ただ

手首が強そう

というイメージですね。

手首の返しでホームランを打っている。

ホレッ。ホレッ。こんな感じで...。

(そういいながら、金魚すくい名人のマネをして

手首をくるりと返しているワタシ)

だからカラダはそんなに大きくないのに

打球がグイ~ンと伸びるじゃないか。

手首が強い人には

剣道をやってた人に多いですね。

あるいは大阪出身だけに

お好み焼きなど

コテを使う料理が多いので

そこで鍛えられたんでしょうか。

 

手首の返しで打っていた打者として

真っ先に思いだすのは

あの野村克也ですね。

巨人との日本シリーズの時に

初めてプレーを観たので

数少ない観戦機会だけに

逆に目に焼き付いています。

 

投手からのボールをヒッティングする瞬間

バットを握る両手をクイッと下げる。

下げたら今度は手首をくるりと返すわけです。

(バットが)ボールとコンタクトしたら

そのバットをレフトスタンド方向に

投げ出すかのごとく振る。

この野村選手も誰かに似ているなと思ったら

ベーブルースに似てるのでした。

ベーブルースも

打つ瞬間バットを握る手を少し下げるもんね。

遠くへ飛ばすコツなのかもしれない。

もちろんそのベースには

手首の他に足首、首

強靭な肉体あってのこと。

昔から学ぶというのはマネるとはいうが

技というのはそうやって

改善ポイントも加えつつも

継承されてゆくんですな。

あら。

岡田監督のことを書くつもりが

いつのまにか

野村選手になってしまった。

 

ところで

上記の岡田と野村両者は

そりがあわなかったという。

風貌から打撃から

似すぎているからなんでしょうか。

 

と書いていたら

オリックスが勝ったもようです。