いや~
やれやれ
短編でも小説を書くのは骨が折れるわい。
ここ数日、小説の下書きを書いていた。
もうすぐこのブログが削除されることを
むしろ好機ととらえ
ブロガーからは卒業し
いっちょ小説の新人賞に挑戦しようと思い立ったのである。
生成AIの力を借りようとしたが
ストーリーはつまらないし
ギャグのセンスがなんともはやで
自分で考えた方がよさそう。
生成AIもまだ出てきたばかりだから。
将棋ソフトもだんだんと洗練してきたわけだしね。
もっぱら
こういうときに「・・・・・」という文章で
おかしくない言い回しですか。意味が若者に通じますか
と尋ねるときに使う。
文章力と言う点では
ノストラダムスのシリーズで大儲けした五島勉氏。
『カルマの法則』なんて
資料なんてほとんどない状態で書き始めても
むりやり豪腕でかき上げて
終盤の、たたみこむ文章だけで読ませて
ベストセラーにしちゃうんだから。
あと松本清張の『黒革の手帳』
よくドラマ化されているので
読んだ気になってる人もいるかもしれないが
ぜひ改めて本で読んで欲しい。
「忙しい中で、よくぞこんな見事なストーリーが書けるもんだ」
と清張の天才ぶりに驚嘆する。
団鬼六はエロ小説家だが
本職のエロ小説よりも
財テクの話や
身の回りの出来事のエッセイ
真剣師・小池重明の評伝の方が面白い。
本来は肉屋さんだが
片隅で売っていたメンチカツの方が大人気になり
今ではそちらが賞を取ったりしてメインになったようなものだ。
将棋の加藤一二三先生が1976年に出した本(新書版)の
『逆転の将棋』(青春出版社)を座右の書にしている。
何度読み返しても新しい発見と出会い
スルメのように味わいがある。
加藤先生は
将棋対局も
原稿を書くのも全力投球であることをうかがわせる。