よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

天然色と板飛び

2004年11月29日 | Weblog
悲しくなるほど天気の良い日曜日。なのに朝からいろいろ小さな用事を片づけなくては。知事選挙の投票も。

 午後次男が野市で友人のコンサートを見に行くというので、車で送っていく。帰り道吉川漁港に立ち寄る。ここの防波堤に上がると、目の前で物部川が太平洋に注いでおり、振り返ると高知の山ぜんぶが見渡せるようなおおきな景色の、その真ん中に自分が立っているような気色がして、私の好きな場所。とりたてて雄壮な、というわけではないが、山川海空を見渡し、浜に打ち上げられた流木をながめ、足下の小石をけとばし、人間なんてちっぽけだなと思う。いつも、来る度に。
 漁港の即売所「天然色市場」で揚げ物を買って帰ったら、ちょうどこれが食べたかった、と妻に喜ばれた。

 夕方テレビで韓国旅行の番組をしていて、韓国民族村というところで見ることが出来る「板飛び」というものを知った。韓国式のシーソーで、板の両方に少女が立ち、最初小さく飛ぶことからはじめ、相手のおりてくる力を利用して段々に高く飛び、ついには二人が3メートルほども交互に飛び会うようになる。飛んでいる間にトランポリンのようにいろいろ技を披露し、着地は必ず板の上にすとんと降り立つ。見事で不思議な伝統芸。お正月や節句の折りの女の子の楽しみだという。直線距離なら東京よりも近いかもしれない。行ってみたい、と少し思った。
http://www.lifeinkorea.com/Activities/traditionalj.cfm#Nol-twigi

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