峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

予後

2013年04月12日 | 日常と健康

 両目の白内障手術が終わった。左目についで2週間後に右目。手順は同じ。眼帯は一夜で外れ、あとは抗生物質の薬を3日間飲み、目薬を1日4回さす。炎症を抑えたり、感染病を防いだり、細菌を殺す効果のある薬などの点眼薬だ。順に「ブナロック」「リンデロン」「ガチフロ」と名がついており、5分間隔で目に入れる。間違わないように容器のキャップをそれぞれ青、黄、ピンクに変えてくれている。

 術後の視力が安定するには約3か月かかるという。早く眼帯がとれた割には、期間が長い。25㌢~30㌢の文字は新聞でも書類でも両目の裸眼で今、実に「明るく」「くっきり」見える。水晶体の中の白濁を取り除いて、代わりに入れた(移植した)人工レンズがちょうどそんな焦点距離になっており、それより遠くを見るにはメガネで調整することになるのだ。

 それにしても、目の手術も進歩している。第一、麻酔が点眼で出来る。痛みを感じないで、手術がすぐにすむのは素晴らしい。人工レンズ(直径約0.6㌢)にはバネというか羽根のようなものが2か所についていて、白濁を抜いた水晶体の袋の中に固定する仕組みになっているという。日本では年間120万件の白内障手術が行われているそうである(週刊文春4月11日号)。


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