年明け。例年とそう変わらない元日だった。ただ、今年は、暗いうちの寺社参りは控えた。2日の兄弟親戚が集まる会合には出席。新年会である。1年ぶりに会う孫らは成長していて、次々と背が追い抜かれていく。高齢者たちは大きく変わっていない。私だけが目立って年老いていたか。足が弱っていない振りをしても、無理。バレバレであった。
昨年中に海外旅行へ出かけた土産話が披露された。恒例のイタリアのほかフランス組もいて、それぞれ年賀状で写真を載せている。平均的日本人の“縮図”のようだ。ギリシャに出かけた弟夫婦は、日希協会の会長と副会長としてアテネクラシックマラソン(11月11日)の男女優勝者にレース後、トロフィーを提供した。今回は「奈良一刀彫の兜」だった。
現地のギリシャ語の新聞には、大会前からその紹介記事が出ていた。「Ο ήλιος ανατέλλει από τον Μαραθώνα」という見出し。ギリシャ語の辞書だけは副会長から頂いていたが、習ったわけで もない。「マラソンを通した友好 陽出ずる国(日本)のひまわり」という。正しいかどうかは自信がない。紹介記事は何となく好意的。褒め称えていた。これも、感じである。
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