峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

健診

2009年06月29日 | 日常と健康
 池田市役所から「健康診査」の受診案内が届いた。定年退職後に毎年通知をいただきながら、その都度「パス」ばかり。検査はおっくうである。自覚症状や発熱もないのをいいことに、ずっとわがままを通してきた。今回は観念して受診を考えている。

 国民健康保険の被保険者(40歳以上)が対象で、保険料を払っているから無料である。グリーンの紙の案内書が特定健康検査の「受診券」になっている。7月1日から来年3月末までの間に指定の病院で、血圧や血液、心電図、胸部X線など簡単な検査項目を受けるだけだ。そうオーバーに考えるほどでもない。

 来年は古希を迎える。人間65歳を過ぎれば、体の“部品”がすべて万全という人は少ないだろう。私の場合、血圧は依然高い。現役時代から高めだった。「適度な運動」を勧められ、54歳からジョギングを始めた。のめり込んであちこちの市民マラソンに参加。ハーフからフル、80㌔、100㌔のウルトラマラソンへ。スピードに限界があるから距離を延ばしたのだ。「適度」どころか「激しすぎた」。でも、おかげで降圧剤を飲まずに何とかしのいできた。

 62歳の12月にホノルルマラソンを走り、途中に左膝を痛めた。このとき、無理して完走(半分は歩きだったが)したのが響いたようだ。それ以来、走るのをセーブし、今は走れなくなっている。振り返れば、テニスもやめたし、卓球もしていない。運動と言えば、歩くことだけ。

 健診は会社勤めの頃は義務付けられていて、欠かさず受けた。CMのセリフじゃないが、職責上「あなたの為だから」と率先して誘い、自らも「自分の為」だと言い聞かせていた。健診は“強制”がいいのかもしれない。今年急にその気になったのは、体の衰えを感じだした証拠か…。
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