峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

梅田の人混みの中で

2009年06月09日 | 
 阪急電車梅田駅の中央降車口改札を出て地下鉄に向かうところ。さまざまな電飾コマーシャルの中を人々が動く。スポンサーは携帯電話、化粧品関係が多い。その中で京都・立命館大学のCMも。川口清史総長と古田敦也さんの写真を載せた例の横長スタイルだ。以前、ホームや地下街でも見たが、今はこの階段付近の“特等席”に定着している。

 立命館は今年からコミュニケーションマークの「R」を、キャンペーン的にPRしている。学園の英語頭文字のRだが、プロモーションコンテストも実施した。「+R未来を生み出す人になる」。そして「Rを返せばVになる。Vを返せばRになる。自分の手でVをつくろう」という、歌の文句になりそうな呼びかけ口調である。

 プロ野球でファンの多かった古田さんは、’88年卒の立命館OB。総長と並んで正座しているのは、同大学衣笠キャンパス西隣の龍安寺。「自分で考える。自分で決める。こんなことを僕は、母校で学びました」と、短い言葉を添えている。

 大学の経営は少子化と景気後退でどことも厳しく、真っ先に宣伝費を削ったのだろう。梅田地下街にたくさんあった大学PRが減ってしまった。そんな時だからこそ、広告が目立つ、といわけか。東京にも同じデザインで出現しているそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする