峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

愛の花

2009年06月28日 | 花木
 「アガパンサス」の花があちこちで開花している。丸いつぼみが膨らんで、まるで花火がはじけるよう。白っぽい紫色の花が四方八方に広がって咲く。池田市の辻が池公園で、そのアガパンサスにチョウがとまっていた。

 学名のAgapanthusはギリシャ語から。αγά πη(アガペ=愛、慈しみ)とάνθος(アンソス=花)を合わせたもの。チョウの羽根は“ヒョウ柄”。ヒョウモンチョウの仲間か。やや毒々しい感じもあって、見た目はそれほど可愛くもない。

 ただ、チョウはカメラを向けても、撮り終わるのを待ってくれているよう。じっとしていて飛び立たない。いや、気の毒に、ちょっとお疲れなのかもしれない。「思う存分、休憩すれば…」。“愛の花”も、そう言っているのかどうか。

 ユリ科。南アフリカ原産。6月29日の誕生花がこのアガパンサスだそう。
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