峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

クラッスラ「南十字星」

2009年06月05日 | 花木
 ベランダの多肉植物「南十字星」が大きくなっている。昨年3月初めに買ったときは、高さは3㌢にも満たなかった。こんなに成長するものか。1年余りで、ぐんぐん伸びて20㌢を超しているのだ。ほとんど水やりをしていないのに…。自慢して“星”の頑張りを褒めたたえた。すると、台所から妻の声。「いえ、ちゃんと水をやり、世話していますよ」。えっ、そうなの。トホホである。

 背は伸びた。色や「十字」の星型は、多少鮮やかさが落ちた気がするが、実にたくましくて、強い(㊦の小さい写真は昨年の購入時)。「南十字星」は流通名で、学名は「Crassula perforate(pelifoliata) var.variegata」である。ラテン語でおよその意味は「分厚い葉を持った、まだら斑(ふ)入り変種」ぐらいか。クラッスラが“分厚い”、フォリアは“葉”。

 一般には「クラッスラ」の名で呼ばれており、日本語の分類では「ベンケイソウ科」。1カ月ぐらい水なしでも平気で育つ。あの強い「弁慶」にちなんだ命名だ。英語名の「String of buttons」(糸を通した釦=ボタン)は最初、意味不明だった。しかし、成長した状態を見るとナルホドと分かる。茎が葉を貫くように伸び、葉が数珠つなぎになっているではないか!!

 クラッスラの鉢植えを購入したのは、大学の同窓会の名称が、同じ「南十字星」だったから。いま会の会報誌やホームページも順調に育っている。ここ数年の“成長ぶり”を振り返って、なんとなくホッとして、納得している。
コメント
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