山と酒の日々

鋸岳 角兵衛沢ピストン(ガイド登山)

2019/09/28(土)~29(日)



< コース・コースタイム >
28日  戸台登山口14:03 - 16:12角兵衛沢テン場(テン泊)

29日  角兵衛沢テン場4:14 - 3:38岩小屋 - 8:19角兵衛沢の頭8:29 - 8:50鋸岳9:15 -
12:40角兵衛沢テン場13:22 - 15:14戸台登山口


念願の鋸岳。単独で行きたい気持ちもたくさんあった。でも確固たる自信は無かった。迷った末にガイド登山で行くことにした。
ルートは角兵衛沢ピストン、甲斐駒経由の二通りあったが、甲斐駒経由のプランは満席になっていた。

鹿窓や小ギャップ、大ギャップの難所を経験したかったが、選択の余地なく角兵衛沢ピストンに。

JR茅野駅前に昼過ぎ集合、電車は交通費がかかるので夜行バスで往復する。朝に茅野駅に着くので市民ホールの図書室で時間稼ぎ。
ガイドさんの車で約1時間、仙流荘を通過して、戸台登山口に着く。









今日は平たんな河原歩きが2時間程度。ゲストの内訳は男3女4で、ガイドは1。
いきなり一人の男性が早くも足取り遅く、ちょっと心配。(結局翌日の山行でも遅れ気味で自らリタイヤ申告される)













テン場でテント設営。お手伝いする。そして早めの晩御飯。焚火を期待していたが、火の粉がテントに飛んで
穴が開くといって、してくれなかった(--)残念だ。(だって目の前に焚火の跡があったから・・・)





今回のガイドさんは初めて。口数が少なく、きっといい人なんだろうけれども、ゲスト目線でみると、
ちょっと意思疎通がしにくい感じ。個人的見解だが、ガイド業は一部サービス業的な要素もあると思う。
ガイドさんが思っている計画通りにゲストに快く動いてもらう為に、ある程度の説明や、励ましが有効だと
思うのだが、そういうことはなしにただひたすら黙々と前を歩かれるので、誤解が生じやすい。

パーティーの足並みは決して速くはなく、ゆっくり歩いてくれているガイドさんに、
『休憩が少ない、普通は40分位で休憩をするのに1時間も歩かせる』と女性陣、文句ブツブツ・・。

私はガイドさんのペースに問題なく歩けたが他の方は不満だったよう。終始こんな感じだったので
あまり雰囲気はよくはなかった。(きっとクレームつける方もいたかも)

ゲストの言うままになることはいけないけれど、そこはうまくゲストをその気にさせる話術があれば
いい雰囲気で山行を行えるのにね~。

3時起床。4時過ぎ出発。ヘッデンで真っ暗な樹林帯歩き。前述した男性が1時間ほどした頃、リタイア、
明るくなったらテン場に戻ることに。 



樹林帯を過ぎるとガレ場の急登。登り続けて高度を一気に稼ぐ。
テープ、ケルン、思ったより目印があってルーファイは難しくない。

















角兵衛沢の頭でストックはデポの指示。鋸岳山頂(第一高点)へは20分で着く。





仙丈ケ岳、甲斐駒・・懐かしい山と再会。八ヶ岳もしっかり見える。











北岳~塩見岳の稜線。来年は絶対踏破するよ~~!!



鹿窓を通過中のパーティーは、満席で参加できなかったガイドパーティだ。
楽しそうやね~~。やっぱりあんな恐ろしそうなところ、いってみたい~~(^-^;



鋸岳はあのルートでいってこその鋸岳だと思う。



来た道を戻る。急登は激下りになる。











テン場でテント撤収、甲斐駒組が追い付く。









晴れて暑い河原歩きで無事戸台登山口に。仙流荘で汗を流し、茅野駅まで送っていただく。

22時発の京都行き高速バスまで居酒屋を2軒、しっかり酔って、バスで爆睡。朝帰りしてすぐ仕事に向かった。














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