原題:『お母さんが一緒』
監督:橋口亮輔
脚本:橋口亮輔/ペヤンヌマキ
撮影:上野彰吾
出演:江口のりこ/内田慈/古川琴音/青山フォール勝ち
2024年/日本
緊張感が感じられない映画について
ストーリーは悪くはないし、「お母さんが一緒」と言いながら三姉妹の母親が最後まで姿を現さない演出も面白いと思うのだが、何かが足りないと感じていたら、『ぐるりのこと。』(2008年)や『恋人たち』(2015年)を撮った橋口亮輔監督作品とは思えないほど映像に緊張感が感じられないのであり、何かの間違いではないかと思ったら、本作は「CS放送『ホームドラマチャンネル』が制作したドラマシリーズを再編集して映画化」ということで納得した。それはNHK BSで放送された吉高由里子主演のドラマ『風よ あらしよ』の劇場版にも感じたことで、やはりドラマの再編集はドラマとして演出されている以上、上映時間以外には「映画」にはならないのである。
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