古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

本棚から猫じゃらし   群ようこ

2018-10-28 10:00:04 | 本の紹介
新潮文庫      平成六年2月


とりあげられている二〇冊の本の中で、読んだことのあったのは


三冊くらいしかなかった。


やはり、最重要なテーマは、老化と死と独り身ということになる


だろうか。


芥川龍之介の「鼻」で、鼻の脇を押すと白いものがでる、という


のを、ボク自身は経験ないが、十九歳のころ、バイト先のおとこ


がやってみせて、そいつはヘンタイのいかれ男だったから、大層


気持ち悪かった覚えがある。ヘンタイだから白いものが出てくる


んじゃなくて、女の人もでるのだ、と思った。


十六冊目、夏目漱石の「猫の墓」も、ボクもペットが死んでしまって


山に墓を作ってあげて、弔ってやった。詳しくはまた別の機会に。


平成9年時点では、群さんは読書量が激減し、不良中年宣言されているが、


いまはどうなのだろうか……スゴく気になるんですけど。



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