古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

お知らせ! YouTubeを再開!

2022-06-30 14:39:13 | 日記

前シリーズ、大不評で幕を閉じたユーチューブ。まあ、大不評

 

っていうか、見てもらえなかったのね。今回もたしかにドイヒー

 

系かもしれないけど、前とはちょっと違う(と思う)。

 

なんか暑くなると、なにかおっぱじめたくなってくる性癖らしくて、

 

ユーチューブもう一回やってみっか、と始めて見た。

 

これから、良くなっていくと思うんで、見守っていてください。

 

いや、悪くなっていくかも。いやいや。

 

妙な見た目の炒めメシとか、妙なストレッチとか、読書風景とか

 

へんなことをしてるんで、興味のある方は探して、見てみてくだ

 

さい。

 

よろしくお願いいたします。

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東京おろおろ歩き      玉村豊男

2022-06-22 09:23:50 | 本の紹介

中公文庫      1990年

 

ぼくは広島に来て、22年になるが特にいなかっぺになったと

 

いう意識はない。広島でも牛田という街に住んでいるせいかも

 

しれない。うした村なんて昔のひとは揶揄していたらしいが、

 

今じゃ、皆が憧れる(ホントか?)土地だ。地方に住んでいる

 

という劣等感はまったくない。むしろ、広島という街に住んでいる

 

というレぺゼン的な感覚で、このブログもやらせてもらっている。

 

この本のおもしろかったのは、ビデオboxに入って、千円吸い取られて

 

洋ピンのひどいものが始まったと思ったら、ババアが入ってきて、貞

 

操を奪われそうになったところだ。そこが一番、イキイキ描かれていた。

 

”相棒”という形で、田舎人の感覚が入っていて、それと、玉村氏の都会さ

 

とが、おろおろしながら、へめぐっていく様が巧妙な文章で語られていく。

 

45歳のときの作品という、えっ、歳下かよ。そうなんだよな、最近は著作が

 

書かれたときは年下になるのが、フツーになってしもうたよ、トホホ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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日記・ボクの音楽武者修行  小澤征爾

2022-06-19 22:13:35 | 本の紹介

先日、インスタで阿川弘之氏の旧居を映した写真をあげたのだが、

 

そのときに、阿川提督といつものように書いたら、父が噛みつい

 

てきて、めっちゃ批判してきた。いや、そうなんだ、なんか、いや

 

な思いさせた人もいるかもしれん、と思うと、インスタも続けるのが

 

怖くなってきたので、しばらく、休むことにした。けど、このグー

 

ブログは老齢の父も見ていないことだし、やっていきたいと思っている。

 

まあ、そういうことがあったので、更新はしばらく、なかったという

 

わけです。

 

じゃあ、気を取り直して、小澤征爾氏の感想を書いていきましょう

 

かね。

 

ぼくは小澤氏というのは昔よくあるボンボンなのかと思っていた。

 

とても貧しい家の出と聞いてびっくりした。その小澤氏が26歳の

 

ときに書かれた本だが、その背景やなんかはもちろん古びているが

 

作品としてはまったく衰えていない。文章がとても巧く、こんな、

 

軽くて、洒脱なものを書ける人はいまの時代には稀有だ。一読、

 

翻訳もののケルアックものとか、と思えるほど軽妙だ。さすが若い

 

ときに欧米にじかに触れているだけあって、感性がとてもポップさ

 

に溢れている。

 

東京の都市がアメリカの都市に似ている、とか、オーケストラのその国

 

に対する批評眼はさすがと言わざるを得ない。読んでいる時期、読書ロ

 

スになっていたのだが、乱暴に引かれた傍線が最後になって続々と出て

 

きて閉口した。けど、二、三日読まないで分かったのだが、やはり、

 

ぼくは活字が好きなのだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ムージル 観念のエロス   古井由吉

2022-06-12 09:28:15 | 本の紹介

岩波書店   1988年

 

ムージルという作家をぼくはしらなかった。いや、今で

 

さえ、知らないと言っていいだろう。前半のムージルの

 

作品「トンカ」についてはおもしろくて、よくわかった

 

つもりになっていたが、後半、一気にむつかしくなった。

 

ぼくはついていけず、古井氏は独走状態、ぼくはひとり

 

のこされ、結局、わからなかった。ムージルという人と

 

エッセイズムについての話なのだが、ちんぷんかんぷん。

 

肝心のエロスまでたどり着けなかった。けど、こういう

 

のって、頭の良しあしなんおだろうか、とも思う。

 

むしろ、頭が抽象的にできていないと書けない気がするん

 

だがね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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映写会     椎名誠

2022-06-09 14:05:28 | 小説の紹介

まだほんの青年のころにシーナ氏がニコニコ親子劇場に

 

つとめている昔の友人からフィルムを借りることになり、

 

ついでに上映会をやろうということになってしまう。

 

そうなのだ、昔からシーナ氏はこういった上映会といった

 

ものがお好きでいらしたのだ。自腹で月給の1/3も使って

 

やるという。そういえば、ぼくの子供時代も、なんやわけの

 

わからんショートフィルムをみさせられた。その中でも、覚

 

えているのが、すごく怖い映画で、椅子が喋るという設定で

 

そのフィルムも今みたいにキレイじゃないし、中身もすごく

 

どろどろとしていて、子供心にああ、恐ろしいと思ったもんだ。

 

この短編で、この、「猫殺し その他の短編」も終わりだ。あっ

 

という間に読んでしまって、おもしろかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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道の記憶     椎名誠

2022-06-07 10:09:24 | 小説の紹介

ある夜の記憶。道を病院へ向かいながら、いつか来た

 

ことがある、と思っていて、それが、あの、妻の髪を

 

つかんで頬を張ったイヤな夜と繋がってゆく。ある夜、

 

それは人生だ、人生というものはいつも夜にやってくる。

 

いつの間にか、われしらんうちに忍びより、ぽっと人生

 

が立ち上がってくるのだ。それはずーっと夜になると、

 

また、記憶としてやってくる。毎夜、毎夜、それは影のな

 

い訪問者となってやってくるのだ。

 

PS......インスタ、やっております。各自、探して見つけて

 

見てみてください。鶴岡卓哉でみつけられるかな、わかり

 

ませんが。ぼくの想うカッコいいを見つけて、うした近辺

 

の風景の写真をあげております。

 

ユーチューブはやめてしまいました。あしからず。

 

告知でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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謎の解明   椎名誠

2022-06-04 10:19:20 | 小説の紹介

時間が十数年とかたつとわかってくることがどうやら

 

あるようである。ぼくも最近になって、中学のとき

 

いじめられていたのだなあ、としみじみ思いかえすよ

 

うになった。ぼくは英語の発音が良く、よく指されて、

 

その発音の良さを披歴していた。そういったもろもろ

 

のことが嫌われていたのだろうなあ、と数十年経って

 

ようやくわかってきた。今更ながら、ちょっとイヤな

 

やつだったよなあ、わし、と思うのだ。もう後悔しても

 

遅いけどさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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