古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

くじらの朝がえり       椎名誠

2022-04-09 04:21:56 | 本の紹介

文春文庫       1999年

 

これで「赤マントシリーズ」も第11弾だという。10年つづいたらしい。

 

1999年の作品。相変わらずのうどん人生を歩んでいたシーナ氏。本を

 

よく読み、旅に明け暮れる人生。うーん、うらやましい。ん? うらやましい

 

のか? いや、よく考えてみるとぼくは旅はあんまり好きじゃなかったよ。

 

うどんも一時期、食い過ぎて高脂血症になったので、やめたら、血液も正常値

 

になった。

 

後半にでてくる「知らないほうがいい」は、そうだよなあ、と思う。たまに、

 

コロナ前だが、テレビでマスクも付けないで、料理を前にしてくっちゃべるお

 

とっつぁんがいたが、ほんとに気色悪い。それをけっこうキレイめのおねーさ

 

んが、おいしいですね、とノー天気に笑っているのを見ると吐きそうになってくる。

 

そうだよ、知らないほうが身のためだよ、と思うことも人生を長く生きているとし

 

ばしばあることだ。......合掌。 


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