情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

Linux/Ubuntu20.04 LTSのタイムゾーンをUTCからJSTに変更する

2022-02-23 09:59:32 | Linux

Linux/Ubuntuのタイムゾーンは、デフォルトインストールではUTCになります。
日常の運用が楽になるように、UTCをJSTに変更します。
他のディストリビューションでは設定方法が異なります。

■OSの情報
$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 20.04.4 LTS
Release: 20.04
Codename: focal

■現在のタイムゾーンを確認
$ date
Wed Feb 23 00:27:51 UTC 2022

■タイムゾーンの設定状況を確認
$ sudo ls -la /etc/ | grep time
lrwxrwxrwx 1 root root 27 Oct 30 06:06 localtime -> /usr/share/zoneinfo/Etc/UTC
-rw-r--r-- 1 root root 8 Oct 30 06:06 timezone


■タムゾーンをJSTに変更するために、設定ファイルを確認
$ sudo ls -la /usr/share/zoneinfo/Asia | grep Tokyo
-rw-r--r-- 1 root root 309 Oct 25 23:58 Tokyo

■タイムゾーンJST設定ファイルにリンクを張り直し
$ sudo ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

■リンクの張り直しを確認
$ sudo ls -la /etc/ | grep time
lrwxrwxrwx 1 root root 30 Feb 23 09:39 localtime -> /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo
-rw-r--r-- 1 root root 8 Oct 30 15:06 timezone

■反映を確認
$ date
Wed Feb 23 09:39:36 JST 2022


できあがり。

いつもアクセスありがとうございます。Ubuntu 20.04 LTSでのタイムゾーンの変更方法を共有します
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linux/bashでsudoに複数コマンドやリダイレクトを含む一行(ワンライナー)のコマンドを渡す

2022-02-20 09:11:55 | Linux
実行例です。2つのコマンドを一行に書いていますが、どちらも渡ります。

$ sudo bash -c "apt update; apt dist-upgrade -y"

コマンドの質からは、こっちですね。

$ sudo bash -c "apt update && apt dist-upgrade -y"

パイプ、リダイレクトも正しく渡ります。

いつもアクセスありがとうございます。sudoにワンライナーのスクリプトを渡す方法を共有します。引き続きよろしくおねがいします。
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CentOS8がEOLとなりvaultリポジトリに移行しました

2022-02-08 17:58:31 | Linux/Android
CentOS8が2021年12月31日でサポート終了となり、サポート終了バージョンのリポジトリ"vault"に移動しています。
vaultに置かれたものには、更新の提供はありません。

CentOS8を使い続ける主な方法は、
1.CentOSコミュニティ以外が提供するCentOS8の延長サービスを使う
この場合は、CentOS8の最終リリース版に、有償で更新パッチが提供されます。パッチ取得リポジトリの設定は必要ですが、当面CentOS8のまま使うことができます。なるだけ現状を維持したい場合は、この方法が適しています。

2.CentOS8からAlmaLinux8やRockyLinux8に移行する
CentOS8の上で、AlmaLinux8やRockyLinuxへの移行ツールを実行します。
そうするとCentOS8がAlmaLinux8やRockyLinuxに変わります。
移行後に、CentOS8に戻すことはできないので注意が必要です。

仮想サーバ(LXC)上で走るCentOS8を、無停止でAlmaLinux8へ移行しました。私の場合は、問題なく移行することができています。

匠技術研究所では、CentOS8の延長サポートの提供や、AlmaLinux8/RockyLinux8への移行サポート、または新規インストールサポートも行っています。

現行のCentOSの公式サポート版はCentOS7、CentOS8 streamです。次のリリースはCentOS9 streamになります。
CentOS8 stream版はRed Hat 8のマイナーアップデート直前の評価版です。

今後、RHEL関連のリリースの流れは、
Fedora > CentOS stream > RHEL > CentOS以外からのコミュニティリリース
Fedora:次期RHELメジャーリリースの評価版

CentOS stream:次期RHELマイナーリリースの評価版
RHEL:フルサポート有りの正式版

CentOS以外からのコミュニティリリース版:
代表が、先のAlmaLinux、RockyLinux、Oracle Linux8。
 
所謂、RHELのクローン版。
これまでのCentOSのように、RHELの正式版を基にリリースする。

確かに、RHELのマイナーリリースの評価版は欲しいところです。

いつもアクセスありがとうございます。RHEL/CentOSの関係が大きく変わりました。これからはAlmaLinuxのように、他のコミュニティが供給するRHELクローンOSを使う時代になります。

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IoT実装:Arduinoでのセンサーデータ取得:三軸加速度第一回

2021-11-25 06:01:07 | AI,IoT,SensorNetworking
IoTの実装に取り組んでいます。ArduinoにGrove規格でつながるセンサーでいろいろなデーターを拾ってみています。まずは、生データを数字として表示するまでのデータの流れを作ります。

Arduinoでセンサー・デバイスのデータを読み取り、取得したデータの前処理とデータ伝送、人への情報提供はLinuxで行います。

センサーとソフトウエア間のAPIを決めるための試作を行い、データの取得部分と、データの処理=人にわからせるためのデータの情報化を完全に分けて開発することを目指します。

■三軸加速度センサーとArduino

写真のArduinoには、Grove規格の端子があり、センサーを挿すだけ。電気回路の知識ゼロでセンサーデータをピックアップできます。

センサー・データの読み取りはWindows上のArduino IDEとサンプル・プログラムで可能です。Arduino IDEのサンプル・プログラムはC言語に準拠した記述です。サンプル・プログラムのセンサーの読み取り間隔と、データの表現型を変更し、可読な数字で、一行で三要素をUSBシリアルに出力しました。

Arduino上でデータを可読化できれば、あとは簡単です。ArduinoはUSBシリアルにセンサー・データを出力し、PCではUSBシリアルからのデータを単純に表示します。TeraTermでつなぐと、一行が三軸の一塊のデータとして到着します。これでOSに依存せずセンサー・データが読み取れました。

PC上のUSBシリアル通信の内容を表示するプログラムで、到着したデータを表示します。新しいArduino IDEには、USBシリアルのデータを読み取りグラフ化する機能があり、変動をリアルタイムで可視化できます。データ変動のイメージ把握に、とても便利です。

システム連携の開発をするときに「データの表現型=データの受け渡しのAPI」を先に決めます。APIが決まれば、センサーがなくても、プログラムで疑似的にデータを生成し、その後の処理を開発できます。


いつもアクセスありがとうございます。センサー・データのピックアップからブラウザ上に表示するまでを、共有します。引き続きよろしくお願いします。
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UbuntuStudio 21.10 BetaはKDE Plasmaデスクトップに変更

2021-10-14 10:58:42 | Linux日本語デスクトップ
UbuntuStudioを日常の仕事のデスクトップに好んで使うのは、簡明な操作体系が維持されていることです。

今回のバージョン21.10よりKDE Plasmaがデスクトップとして採用されます。これは次期LTS(Long Term Support)版に向けた移行の試行でもあります。KDE PlasmaはUbuntuファミリーであるKubuntuに搭載されて広まってきました。

21.04まで使っていたXfceデスクトップは、軽快なLinuxデスクトップ環境としてよく知られておりXubuntuに搭載されて広まってきました。ただ、ソフト環境は歴史的なGTK+2ライブラリを使っています。同じくGTK+2を使っているLXDEはQtライブラリに移行しLXQtとなりすでに再開発されています。

このような背景から、UbuntuStudioのデスクトップもKDE Plasmaに移行したと考えられます。



いつもアクセスありがとうございます。UbuntuStudio 21.10からデスクトップ環境が大きく変わります。引き続きよろしくおねがいします。
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UbuntuStudio 21.10 BetaのデスクトップPCのハードウエア・スペック

2021-10-13 08:29:19 | Linux日本語デスクトップ
日常業務に使っているLinuxデスクトップのハードウエア・スペックです。
ハードの選定方針は簡単で、通販で安価に入手した、数世代前の古いWindowsPCを基にLinux化しています。

- CPUは、i5以上、クロックのこだわりなし
- RAMは最低8G、古い仕様でもいいので、なるべくたくさん
- OS起動ディスクはSATA-SSD、容量は適宜
- LANは有線



■CPU
taniyama@rtstudio:~$ lscpu | grep Model
Model: 58
Model name: Intel(R) Core(TM) i5-3470 CPU @ 3.20GHz

■RAM
taniyama@rtstudio:~$ sudo lshw -short | grep DIMM
/0/3d/0 memory 8GiB DIMM DDR3 Synchronous 1333 MHz (0.8 ns)
/0/3d/1 memory 4GiB DIMM DDR3 Synchronous 1333 MHz (0.8 ns)
/0/3d/2 memory 8GiB DIMM DDR3 Synchronous 1333 MHz (0.8 ns)
/0/3d/3 memory 4GiB DIMM DDR3 Synchronous 1333 MHz (0.8 ns)

taniyama@rtstudio:~$ free
total used free shared buff/cache available
Mem: 24504672 1432128 21377780 635792 1694764 22085896
Swap: 0 0 0

■ディスク
taniyama@rtstudio:~$ sudo lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda 8:0 0 931.5G 0 disk
└─sda1 8:1 0 931.5G 0 part /

taniyama@rtstudio:~$ df -hT
Filesystem Type Size Used Avail Use% Mounted on
tmpfs tmpfs 2.4G 1.5M 2.4G 1% /run
/dev/sda1 ext4 916G 13G 858G 2% /
tmpfs tmpfs 12G 0 12G 0% /dev/shm
tmpfs tmpfs 5.0M 4.0K 5.0M 1% /run/lock
tmpfs tmpfs 12G 4.0K 12G 1% /tmp
tmpfs tmpfs 2.4G 56K 2.4G 1% /run/user/1000

いつもアクセスありがとうございます。常用Linuxデスクトップのハードスペックを共有します。

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UbuntuStudio 21.10を使い始めました

2021-10-11 07:44:53 | Linux日本語デスクトップ
UbuntuStudio 21.10が2021年10月21日にリリースされる予定です。
仕事用のLinux Desktopを再インストールしたので、最新版をインストールしてみました。
仕事用のデスクトップにUbuntuStudioを使い始めて8年くらいでしょうか。簡明なデスクトップが気に入っています。

以下は起動画面の初期状態です。
この状態では日本語が入力できなかったので、日本語入力パッケージをインストールし、このブログを書いています。

fcitx mozc のインストール

$ sudo apt-get install fcitx-mozc

インストール後はログアウトしてログインし直すか、再起動する

解像度の異なるデュアルモニター環境です。


taniyama@rtstudio:~$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu Impish Indri (development branch)
Release: 21.10
Codename: impish
taniyama@rtstudio:~$

いつもアクセスありがとうございます。すぐに21.10の正式版がリリースとなりますね。引き続きよろしくおねがいします。
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Linuxで日時及びtimezoneの確認とタイムゾーンの設定(UTCからJST)コマンド

2021-09-22 00:40:12 | Linux
仮想サーバのタイムゾーン(timezone)はUTCをデフォルトとする場合が多々あります。クラウドのVPSもそうですね。

最近のLinuxはコマンドで簡単に確認と設定ができます。

サーバーそのものの時刻は、ログのタイムスタンプに影響があるので、使い方に合わせて正しく設定しておかないと、あとで困ります。

[takumi@cent7 ~]$ date
Tue Sep 21 04:45:29 UTC 2021
[takumi@cent7 ~]$ sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
[takumi@cent7 ~]$ date
Tue Sep 21 13:47:20 JST 2021
[takumi@cent7 ~]$

いつもアクセスありがとうございます。Linuxのtimezoneの設定方法を共有します。引き続きよろしくお願いいたします。


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Lubuntu 20.04 LTSのデスクトップと起動時のRAM消費量

2021-09-19 08:57:50 | Linux/Ubuntu
日常的にLinux/UbuntuStudioを使って仕事をしています。私の仕事の範囲では、ほとんど困ることはありません。

新たに、システム開発用として、壊しても良いLinux環境をLubuntu Lubuntu 20.04 LTSで作りました。初めてLubuntuを本格的に使います。まだ立ち上げたばかりで試運転すら行っていません。

■Ubuntuのバージョン表示

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 20.04.3 LTS
Release: 20.04
Codename: focal
$

■起動画面
スッキリした画面でした。

■起動後のRAM消費の状況
なにもしなければ消費RAMは375M程度です。この数字は一旦Firefoxを立ち上げて、何もせずに終了した後の消費RAMで400M程度です。

■このブログを書いているときのRAMの消費状況
画像編集なども行っていますが、ストレスなく使えています。4GのRAMですが、必要十分な動きです。近々に8Gに増量します。

$ free -m
total used free shared buff/cache available
Mem: 3857 1434 611 291 1811 1871
Swap: 0 0 0
$

いつもアクセスありがとうございます。Lubuntuの情報を共有します。引続き宜しくお願いします。
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Ubuntuのホスト名とプロンプトをコマンドで変更する

2021-09-04 15:56:09 | Linux/Ubuntu
Ubuntuはホスト名をプロンプトに表示します。とあり合えずインストールしておいて、後で変えたいことも多々あります。

Ubuntuの場合は以下のコマンドで簡単に変更できます。ただ、/etc/hostsの中のネットワーク上のホスト名は変わらないので、手動で編集しました。

takumi@easyrast1:~$ sudo hostnamectl set-hostname rasgwtkm01
takumi@easyrast1:~$ sudo -i
root@rasgwtkm01:~# reboot
Connection to 192.168.0.54 closed by remote host.
Connection to 192.168.0.54 closed.
PS C:\Users\taniy> ssh takumi@192.168.0.54
takumi@192.168.0.54's password:
Welcome to Ubuntu 20.04.3 LTS (GNU/Linux 5.4.0-81-generic x86_64)
Last login: Sat Sep 4 06:46:28 2021 from 192.168.0.36
takumi@rasgwtkm01:~$

takumi@rasgwtkm01:~$ cat /etc/hosts
127.0.0.1 localhost
127.0.1.1 easyrast1
# The following lines are desirable for IPv6 capable hosts
::1 ip6-localhost ip6-loopback
fe00::0 ip6-localnet
ff00::0 ip6-mcastprefix
ff02::1 ip6-allnodes
ff02::2 ip6-allrouters
takumi@rasgwtkm01:~$ sudo cp -a /etc/hosts{,.20210904}
[sudo] password for takumi:
takumi@rasgwtkm01:~$ sudo nano /etc/hosts
takumi@rasgwtkm01:~$ sudo diff /etc/hosts{,.20210904}
2c2
< 127.0.1.1 rasgwtkm01
---
> 127.0.1.1 easyrast1
takumi@rasgwtkm01:~$

いつもアクセスありがとうございます。Ubuntuのホスト名の変更方法を共有します。引き続き、よろしくお願いします。

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Linuxのバージョン表示の方法

2021-07-24 16:25:51 | Linux
Linuxには多くの配布仕様(ディストリビューション)があります。これまで"lsb_release -a"を使っていましたが、以下の通り"cat /etc/os-release"の方が利用範囲が広いようです。

takumi> cat /etc/os-release
NAME="openSUSE Leap"
VERSION="15.3"
ID="opensuse-leap"
ID_LIKE="suse opensuse"
VERSION_ID="15.3"
PRETTY_NAME="openSUSE Leap 15.3"
ANSI_COLOR="0;32"
CPE_NAME="cpe:/o:opensuse:leap:15.3"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.opensuse.org"
HOME_URL="https://www.opensuse.org/"

いつもアクセスありがとうございます。Linuxのバージョン確認の方法を共有します。
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WSLにAlmaLinuxとRockyLinuxをインストールしました

2021-07-24 10:47:40 | Linux
WSL(Windows Subsystem for Linux)でUbuntu(20.04 LTS/18.04)、AlmaLinux8(8.4)、RockyLinux8(8.4)をインストールしています。

CentOSが2021年12月末でCentOS Streamに完全移行します。私は、その代わりにAlmaLinuxを使う予定です。今は、都合でUbuntuを使うケースが多いのですが、今後はサポート期間が最長10年で計画されているAlmaLinuxに集約していきます。

既に、クラウドサービスでもAlmaLinuxやRockyLinuxを提供しているとこもあります。これからつくるシステムはCentOSに拘る必要はありません。

WSL版SuSE Linuxも配布されているので、代表的なLinuxを試す環境がWSLだけでできます。


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pythonでWebApplicationを作ってみる-flaskと開発環境

2021-05-31 12:28:55 | python
python(python3)にはWebApplicationを作るフレームワークがあり、代表的なものは以下の2つです。

- Flask
- Django

どちらも、開発用のHTTPサーバ機能が備わっているので、開発のために整える環境がコンパクトなことが大きな特徴です。

これからFlaskを使って、小さなWebアプリケーションを試作してみます。
Flaskを使うには以下の環境が必要です。

- エディタ
- Python3の動くターミナル
- Python3/pipインストーラ
- Flask(pip install flask)

私は以下のLinux環境を使っています。特段の準備は無くてもOSと同梱のツールで始められます。Windowsの場合も、Python3をインストールし、Visual Studio CodeとそのPyhon拡張モジュールをインストールすれば、flaskでの開発ができます。もちろんWSL(Windows Subsystem for Linux)でも動かすことができます。

- Python3 = Linux/Ubuntu 20.04 LTS同梱
- エディタ = Linux/nano = Linux/Ubuntu 20.04 LTS同梱
- Python3の動くターミナル = Linux/bash = Linux/Ubuntu 20.04 LTS同梱
- Python3/pipインストーラ = ( $ sudo apt install python3-pip )
- Flask($ pip install flask)

■まずはHello, World!


Flaskはプロトタイプ用です。起動の際に以下のメッセージがでます。

$ flask run
* Environment: production
WARNING: This is a development server. Do not use it in a production deployment.
Use a production WSGI server instead.
* Debug mode: off
* Running on http://127.0.0.1:5000/ (Press CTRL+C to quit)
127.0.0.1 - - [31/May/2021 07:18:56] "GET / HTTP/1.1" 200 -
127.0.0.1 - - [31/May/2021 07:18:56] "GET /favicon.ico HTTP/1.1" 404 -

ただ、最初のページの表示までが、とても簡単です。以下のコードで"Hello, World"できます。

# save this code as app.py
from flask import Flask

app = Flask(__name__)

@app.route("/")
def hello():
    return "Hello, World!"

実行も驚くほど簡単。

$ flask run
* Running on http://127.0.0.1:5000/ (Press CTRL+C to quit)

いつもアクセスありがとうございます。Pythonを使ったWebAPI開発のポイントを共有します。
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AlmaLinux8.4をUbuntuStudio 20.4 LTSのKVM上で動かしてみました

2021-05-30 21:49:37 | Linux
今日はAlmaLinux 8.4をサーバOSとして、UbuntuStudio 20.4 LTSのKVM上にインストールし、簡単な試験を行いました。UbuntuStudio 20.04 LTSは、私の日常的なデスクトップPC OSです。

1.無駄なCPU消費が皆無
OSも良くなっていますね。素晴らしい。

2.サーバOSとして起動時に400M弱のRAMが必要
これは、Linuxサーバの基本的なRAM消費量としては、大きな方でしょう。
デフォルトでの起動ですので、スリム化できる可能性もあります。

PCサーバのハードウエアは安くなる方向です。RAMは予算の許す限り沢山積みます。多くのシステムの性能向上にはまずRAMをなるべく大きく、ディスクはSSDに。その次にCPUを検討します。


いつもアクセスありがとうございます。今回はCentOS代替のAlmaLinuxの性能の一面を共有します。
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AlmaLinux release 8.4(CentOS8代替)がリリースされました

2021-05-27 06:44:59 | Linux
AlmaLinuxが順調にリリースされています。
AlmaLinux release 8.4(CentOS8代替)がリリースされたので、早速サーバー版をKVM上にインストール、起動してみました。
今回はインストールソースを以下のミラーにおせわになりました。


[root@localhost ~]# cat /etc/redhat-release
AlmaLinux release 8.4 (Electric Cheetah)
[root@localhost ~]#

いつもアクセスありがとうございます。AlmaLinuxの情報も共有していきます。引続きよろしくおねがいします。
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