
ローソンでNTTコム/OCNのモバイル・データー通信用プリペイドSIMの販売が開始へ
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
ローソンがNTTコミュニケーションが運営するOCNブランドのモバイル・データー通信用プリペイドSIMを2013年12月14日から販売開始します。近年の携帯電話網は、電話専用の「携帯電話網」と、それに重ねて作られている「データー通信網」の二つがあります。このSIMは「データー通信のみ対応」しており、携帯電話網を使った「通話契約はありません」。SIMには電話番号が付いていますが、その番号で「電話をかける」ことはできません。もちろん、データー通信を使って実現する各種電話サービス、所謂IP電話を別途契約し050番号での通話を行うことができます。電話料金は050番号契約で定められています。まだ、試験はしていませんが、弊社がサービスしている「伝わる君携帯会議」も楽天スマートの050番号なら通話料無料で使うことができるようになります。
ただ、ローソンで購入したパッケージにSIMは同封しておらず、契約番号を使ってWebで登録後SIMが送ってきます。その為、利用開始までに数日かかります。一旦登録が完了すれば、契約延長版を購入して、Webで設定すれば、契約を延長して利用することができます。即ち、いまのところ通信費用を「コンビニ払いができる」というイメージですね。
このSIMの契約は月額定額制です。主な仕様と費用は、
契約開始版:
契約期間と費用:30日間3,980円
最大高速通信速度:受信150Mbps、送信50Mbps
高速通信制限容量:30MB/日、超過後最大通信速度200Kbps。
契約延長版:
契約期間と費用:50日間2,980円
最大高速通信速度:受信150Mbps、送信50Mbps
高速通信制限容量:30MB/日、超過後最大通信速度200Kbps。
11ヶ月使うと、
初期3,980(30D)+(延長2,980(50D)x3)x2=21,860円
となります。正確にはNTTコミュニケーションズ/OCNのサイトの案内をご確認ください。また、データー通信SIMは、多くの通信事業者が利用形態に合わせて様々な契約を提供しています。
長期契約の縛りの無いSIMの入手が容易になることで、契約の使い分けが進みますね。若い世代の方達はスマホは通話するものというよりメール、Twitterなどで連絡を取り合う、ネットを使うものになっています。都市部では、低価格の公衆無線LAN(Wi-Fi)と組み合わることで、SIM経由の通信量を減らすことができます。そうすれば、一月分を使い切らずに使えそうな気がします。
ヨドバシカメラなどで店頭売りしている日本通信の場合は、パッケージにSIMが同封されておりWebで短期間で開通できます。AEONのSIMもそうです。販売店が近くに無ければ、通販での購入になるので、利用開始までに数日かかります。