
Linux/CentOS5でカーネルモードrp-pppoeを有効にする
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/CnetOS5.5でカーネルモードPPPOEクライアントを実装してみました。これまではユーザーモードのrp-pppoeを使ってきましたが、これをカーネルモードで動かし、CPU負荷を下げるという目論見です。
設定は簡単で、私の環境では
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ppp0
に
LINUX_PLUGIN=/usr/lib/pppd/2.4.4/rp-pppoe.so
MTU=1454
MRU=1454
を追加して、adsl-stop,adsl-startでPPPOEを再起動します。
これでpsでプロセスを確認したときにPPPOEのプロセスが無くなって、PPPのプロセスだけになります。私の環境での性能改善は目覚ましく、負荷をかけたときのCPU負荷がほとんど気にならない程度に下がりました。
実行したLinux環境は、
[root@takumigiken ~]# uname -a
Linux takumigiken 2.6.18-194.11.3.el5 #1 SMP Mon Aug 30 16:23:24 EDT 2010 i686 i686 i386 GNU/Linux
[root@takumigiken ~]# lsb_release -a
LSB Version: :core-3.1-ia32:core-3.1-noarch:graphics-3.1-ia32:graphics-3.1-noarch
Distributor ID: CentOS
Description: CentOS release 5.5 (Final)
Release: 5.5
Codename: Final
[root@takumigiken ~]#

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