中国庭園『蓮池潭』サイクリングロード１@高雄左営

高雄市街地から北に10kmに有名な観光地の『淡水湖蓮池潭（ﾚﾝﾂｰﾀﾝ）』があります。湖を一周する『蓮池潭サイクリングロード』があり、古い中国式建築を観光しながら楽しめます。『高鉄左営駅』から近くなので伺ってみました。

『蓮池潭サイクリングロード』は湖畔一周が綺麗に整備されたサイクリングロードです。



高鉄左営駅からはローカル線の線路に沿って南下して進み、途中西側の方面に向かい線路を渡ります。踏切を待っていると軍事車両を運ぶ貨物列車に出くわし、台湾は大陸との関係上軍事国家と再認識しました。



『蓮池潭サイクリングロード』は、台湾で人気のある『環島１号線』という台湾一周のサイクリングコースに繋がっていました。



この『環島１号線』の途中で、台湾の高速鉄道の新旧の並んだ姿が見れて鉄道ファンにはたまりません。日本では新幹線とローカル線の特急列車ですねぇ。



こちらが『左営蓮池潭』の入り口です。面積7ﾍｸﾀｰﾙの人造湖です。



台湾の旅行パンフレットに必ず出てくる『龍虎塔』です。龍と虎の塔はどちらも7層建てとなっており、仏家の七級浮屠を表しています。 中国らしい独特な建物が湖面に映り、ため息が出るほど神秘的な絶景をつくりだしています。



必ず龍から入って虎から出るのがルールの様で罪が浄化されて善人になれるとか。



『龍虎塔』の前には『慈済宮』があります。『慈済宮』には保生大帝というお医者さんが祀られています。病気を治してくれる廟なのでよく拝んできました。



龍虎塔から少し北の方へと歩いて行くと、観音様が龍に乗っている姿がとても眩しい『春秋閣』があります。春閣・秋閣の同じ大きさのふたつの塔からなり、三国志の『武聖関羽』を祭って建てられています。



そして春秋閣の奥の方にある長い橋を進んでいくと、そこには３層建て中国式東屋の『五里亭』があります。反り返るような屋根が特徴のこの建物もまた、色とりどりにあでやかで美しいものとなっています。



『蓮池潭サイクリングロード』は中国の歴史・建築文化が詰まった中味の濃いサイクリングロードでした。


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