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おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

2025日本の旅 熊本阿蘇の旅⑮南阿蘇の散策「高森湧水トンネル公園」

2025-03-30 07:17:45 | 旅行

熊本阿蘇の旅、次は南阿蘇の散策で「高森湧水トンネル公園」を訪れました。

「高森湧水トンネル公園」は、旧国鉄の鉄道工事でトンネルを掘削中、地下水源を切断し大量の出水に見舞われました。結局、湧水量の多さから鉄道建設は中止となり、その跡地にできたのが「高森湧水トンネル公園」です。

「湧水トンネル公園」は高森駅の南側、歩いて10分のところにあります。旧国鉄高森線と高千穂線を結ぶ工事が昭和48年12月から着手されましたが、昭和50年2月、突然トンネル工事で大量の出水に見舞われ、その後も度重なる出水事故が発生して中断となり、その結果、今は高森町の貴重な水源地となっています。 

トンネルの長さは2055mで、湧水量は毎分32t。トンネル内では、掘り残された岩盤から滝のように流れる水源や、水玉が不思議な動きをする仕掛け噴水“ウォーターパール”を見ることができます。また、毎年7月には「七夕まつり」、11月中旬~12月には「クリスマスファンタジー」も開催されています。

現在は、トンネル周辺一帯を親水公園として開放し、全長約2kmのトンネルのうち、約550mを一般公開しています。水の大切さや地球環境の問題、高森トンネルの歴史について学べる水の資料館「湧水館」と共に、高森町の観光スポットの一つとなっています。

70個ほどのオブジェが、年中、展示されています。

トンネル内の温度は年間を通して17度となっており、夏は涼しく冬は暖かいのが特徴です。また、一番奥には、特殊ストロボを利用して水が真珠のように見えるウォーターパールという光のイリュージョンを楽しむことができます。

現在、一般公開されているのは、トンネル入口から550mの地点まです。

続く、、、

 

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2025日本の旅 熊本阿蘇の旅⑭南阿蘇村の散策

2025-03-27 06:55:53 | 旅行

熊本阿蘇の旅、次は車で南阿蘇を散策してみました。

昼夜の寒暖差が激しく朝もやがかかる阿蘇は、おいしいそばの生育に適していると言われています。阿蘇市波野地区や南阿蘇村久木野地区など名産地が広がり、地元産のそばを使ったそばの名店も多数あります。そば街道にある「蕎麦久木野庵」を訪れました。

「久木野庵」は熊本県南阿蘇村にある手打ち蕎麦のお店です。 1991年に開業してからそばの実を石臼で挽くところから丁寧に行う手打ちそばにこだわり続けてきました。阿蘇の湧水と地元の地元のそばを使った美味しいお蕎麦を味わいました。

続いて南阿蘇鉄道の「中松駅」を訪れました。「中松駅」は、南阿蘇村大字一関にあり、開業1928年(昭和3年)2月12日の歴史のある駅です。

1985年、地元の熱意によって旧国鉄高森線から第三セクター「南阿蘇鉄道」(愛称「南鉄」)として誕生しました。地元の公共交通機関として通学や通院のお客さまに利用されてきました。

2016年4月におきた熊本震災で約250mに渡り土砂の流入やトンネル、鉄橋に甚大な被害を受け、甚大な被害を受け一時は全線運休となりましたが、同年7月31日より高森駅~中松駅間(7.1㎞)において部分運転再開、2023年7月15日に全線での運転再開しました。

また、風光明媚な路線であったことから、開業当初より観光列車としてトロッコ列車「ゆうすげ号」を導入するなど観光面に力を入れ、多くの観光客を運び、楽しませてくれます。近年は、四季を問わず外国からのお客さまも増え、阿蘇観光には欠かせないローカル色豊かな鉄道として愛されています。

トロッコ列車は高森駅~立野駅を走る観光列車です。天気の良い日では、開放感たっぷりの車内で、雄大な阿蘇の山々を眺めながら、水源などをゆっくり走り、沿線のガイドを行いながら走る人気の列車です。

畜産の盛んな阿蘇では放牧している牛をよく見ます。「あか牛」と言う阿蘇、矢部および球磨地方で飼われていた在来種とシンメンタール種の交配により改良された固有種で、昭和19年に和牛として登録されてます。現在、あか牛の母牛、子牛の頭数は全体で約19,000頭、そのうち放牧は約9,000頭が放牧されています。


あか牛は、耐寒・耐暑性に優れており、放牧に適し、性格がおとなしく飼育しやすいという特性を持っています。肉質は赤身が多く、適度の脂肪分も含み、うま味とやわらかさ、ヘルシーさを兼ね備えています。毎日、40~50kgの草を食べ、3~6km歩きます。

続く、、、

 

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2025日本の旅 熊本阿蘇の旅⑬抜群の透明度 阿蘇の湧水「白川水源」

2025-03-24 06:04:42 | 旅行

熊本阿蘇の旅、次は熊本県南阿蘇村にある「白川水源」を訪れました。

「白川水源」はカルデラ内の火山群(中央火口丘群)の南の裾野にある代表的な湧泉で、毎分60トンもの豊富な湧水で環境省の名水百選にも選ばれた美しい湧水地です。豊かな自然に囲まれ、澄み切った水が絶えず湧き出ており、その水は熊本市の中心を流れる白川の源となっています。

有料エリアの水汲み場には柄杓が置いてあり、その場で湧水を飲んだり、持参のペットボトルに入れて持ち帰ることができます。

水汲み場の背後には大きな池が広がり、毎分60トンもの水が湧き出す光景が楽しめます。

「白川水源」の水がこれほどまでに美しいのは、その成り立ちと周辺の環境が大きく関わっています。 阿蘇山は、雨水を地下に蓄えるスポンジのような役割を果たしています。長い年月をかけて濾過された水が、「白川水源」として地上に現れます。

「 白川水源」は、豊かな自然に囲まれた場所に位置しています。周囲の植生が水を浄化し、清らかな状態を保っています。その透明度は、まるで空を映し出す鏡の様です。

又、「白川水源」の中には水源の水神様が祀られている「白川吉見神社」があります。「白川吉見神社」は、日本名水百選の白川水源の鎮守で、吉見の名は吉水から来たとも言われます。平安時代から続く歴史を持ち、水汲み場もあり、多くの人が訪れます。

主祭神は水神の国龍大明神と罔象女神(ミズハノメ)で、境内には天満宮、子安観世音、馬頭観音も祀られています。ご利益は「健康長寿」「病気平癒」「病魔退散」などがあり、清らかな水源が古来より信仰されてきたことがわかります。

近隣には、塩井社水源、川地後水源、寺坂水源、湧沢津水源、池の川水源、小池水源、吉田城御献上汲場、明神池名水公園、妙見ヶ池、竹崎水源など、良質で豊富な水が湧出する湧水群があります。

「白川水源」の湧水は、「白川吉見神社」の脇を流れて上流から流れてくる「下の川」に流れ込みます。

「下の川」はこの先で「白川」に合流して沢山の湧水を飲み込み熊本市内へとに流れて行きます。

続く、、、

 

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2025日本の旅 熊本阿蘇の旅⑫雲海の名所「国見ヶ丘展望台」

2025-03-21 05:24:47 | 旅行

熊本阿蘇の旅、次は雲海が見られる「国見ヶ丘展望台」を訪れます。

標高513mの「国見ヶ丘」は、雲海の名所として有名です。雲海の見頃は秋の早朝で、快晴無風の冷え込んだ日に見られます。霧が高千穂盆地や、とりまく山々を覆い隠し、まるで墨絵のような世界を演出する様です。また、民謡「正調刈干切唄」の発祥地でもあり、阿蘇の五岳や祖母連山など、阿蘇の大パノラマが楽しめます。

「国見ヶ丘展望台」は、高千穂バスセンターから車で15分、駐車場やトイレが完備してます。

 

駐車場から展望台までは歩いて行きます。

 

途中、丘の上には、「国見ヶ丘」にまつわる神話の像、モニュメントがあります。神武天皇の孫にあたる建磐龍命(タケイワタツノミコト)がが九州統治の際にこの丘に立ち寄って国見をしたという伝説があり、日が昇る方角に向かって建てられています。

今回は雲海を見る条件が合わないので阿蘇の大パノラマを楽しみました。

駐車場から200m進むと「国見ヶ丘展望台」に到着。正面には「阿蘇山」が見えて、「阿蘇涅槃(ねはん)像」を見ることができる場所です。涅槃像とは、お釈迦様の姿を表した像で身を横たえ息を引き取る様子を表したものです。

「国見ヶ丘」から北側を望むと、「愛宕山」が見え「五ヶ瀬川」の上流になります。

一際、目立つ人工物がありますが、「五ヶ瀬川」に架かる「国見橋」です。2003年に完成したそうで、高さ80m、長さ320mと比較的ビッグな橋では無いようですが、橋下あたりは「奥高千穂峡」とも呼ばれているようで、素晴らしい渓谷美を望むことができる様です。

南東方向を見ると高千穂町を一望できます。

「五ヶ瀬川」に架かる「神都高千穂大橋」とその先に架かる「高千穂大橋」が見えて、今まで訪れた「高千穂峡」の全景が見える大パノラマを楽しめます。

続く、、、

 

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2025日本の旅 熊本阿蘇の旅⑪高千穂三橋の「高千穂大橋」&「高千穂神社」

2025-03-18 07:10:51 | 旅行

熊本阿蘇の旅、「高千穂峡」遊歩道を上流へ向かい遊歩道の入口がある「高千穂大橋」まで来ました。

「高千穂大橋」は、昭和30年(1955)に竣工した鋼鉄のアーチ橋で、一つ下にある「神橋」に比べるとかなり上方に架けられており、この橋によって人々は深い峡谷を上り下りする苦労から解放されたと言われてます。高度成長期から約半世紀にわたって。幹線道路である国道218号を支えた橋でもあります。

ここ「高千穂大橋」から下流にある「真名井の滝」ボートのりばまで約1kmの遊歩道です。

「高千穂大橋」の一つ上には「神都高千穂大橋」があります。最も新しく平成15年(2003年)に竣工したコンクリート長大橋です。逆ランガーアーチという構造を持ち、橋長300m、水面からの高さ約115m。この架橋によって、「高千穂峡」を横断する国道にも急カーブがなくなり、交通の便が飛躍的に向上しました。また、橋の東側には道の駅高千穂が整備され、町の観光拠点となっています。

新旧造られた「神橋」「高千穂大橋」「神都高千穂大橋」の三つの橋を高千穂三橋と言われてます。

高千穂三橋からは、太古の昔、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が、長い年月をかけて侵食され、 観光客の目を圧倒する柱状節理や深いV字型の美しい峡谷の迫力ある景色を見ることができます。

熊本阿蘇の旅、続いては「高千穂の夜神楽」が行われる「高千穂神社」へ向かいます。「高千穂神社」は、約1900年前の垂仁天皇時代に創建されました。高千穂郷八十八社の総社で、神社本殿と所蔵品の鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されています。主祭神は高千穂皇神と十社大明神で、特に農産業・厄祓・縁結びの神をして広く信仰を集めています。

入口にはどっしりと大きな鳥居に迎えられ、鳥居をくぐると厳かな雰囲気が漂ってきます。毎日夜神楽をやっていることもあってでしょうか?(午後8時から9時までやっており、千円で拝観できるようです)

境内には巨樹な2本の杉があります。「夫婦杉(めおとすぎ)」と言い、根元が一つになって「別れられない形」を現しているとのことです。夫婦や友人と手を繋いで「夫婦杉」の周りを3回廻ると「縁結び、家内安全、子孫繁栄」の3つ願いが叶うと言われています。

続く、、、

 

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