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おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

2025日本の旅 熊本阿蘇の旅㉗熊本地震から復興のシンボル「熊本城」

2025-05-05 04:51:19 | 旅行

熊本阿蘇の旅、最後は熊本市内に入り「熊本城」を訪れました。

大天守と小天守が並び建つ、熊本城。明治10(1877)年に西南戦争開戦直前の火災により大小天守ともに焼失しましたが、昭和35(1960)年、鉄筋鉄骨コンクリート造りで再建されました。平成28年熊本地震では、最上階の瓦や鯱瓦の落下、地下室石垣の崩落などの被害がありましたが、震災復興のシンボルとして最優先で復旧作業が進められ、令和3年(2021)3月に完全復旧しました。

大天守は外観3重、内部は地上6階地下1階建て。最上階からは、熊本市内や遠く阿蘇の山並みを見渡すことができます。

熊本地震の際に、多くの石垣が崩落したほか宇土櫓などの文化財建造物、大小天守などの復元建築が被災し、修復が進められています。今後さらに櫓、門、土塀が木造復元される予定です。

本丸御殿の床下には闇り通路(くらがりつうろ)と呼んでいる石垣でできた地下通路があります。地下通路は、日本全国の御殿建築のなかでも異例のもので、御殿への正式な入口も地下にあります。熊本城の防衛を知る見どころのひとつでもあります。

熊本城の天守閣の特徴は、四面に配した千鳥破風(ちどりはふ)と最上階の南北につくられた唐破風(からはふ)と呼ばれる建築様式です。「御鉄砲御間」や「御具足之御間」、「御矢之御間」など戦いの道具にちなんだ部屋名がつけられており、江戸時代には武具などが納められていました。小天守の石垣の上には忍び返し(しのびがえし)と呼ばれる敵の侵入を防ぐ鉄串が設置されるなど、細かなところに戦に備えた仕掛けがありました。それらを探して見るのも、熊本城の楽しみ方のひとつです。

加藤清正のお手植えと伝わるイチョウは、明治10年(1877年)の火災により、天守や本丸御殿などとともに焼失しました。その後イチョウの根元から新芽が出て成長し、現在は大イチョウとして親しまれています。

天守閣の1階部は耐震化を施されています。

大天守は外観3重、内部は地上6階地下1階建て。最上階からは、熊本市内や遠く阿蘇の山並みを見渡すことができます。

天守閣から見た東方面、天守閣前広場と遠くには今まで訪れてきた阿蘇の山並みが見えます。

南方面は、「白川」や「加勢川」、「緑川」が流れており広大な熊本平野になります。

西方面には、二の丸広場と国指定重要文化財の宇土櫓(うとやぐら)、その先には金剛山が見えます。

天守閣西側の曲輪(くるわ)は、かつて加藤平左衛門(かとうへいざえもん)が預かったことから、平左衛門丸と呼ばれています。この曲輪には大天守、小天守と並んで「第三の天守」とも呼ばれる国指定重要文化財の宇土櫓(うとやぐら)が江戸時代から現存しています。

日本の旅熊本阿蘇の旅はここ「熊本城」で完結です。神話の世界の高千穂から始まり誇大なカルデラ阿蘇の大自然と熊本の地元食材を堪能できた旅でした。熊本地震から大きな被害を受けても必死に復興に取り組みようやく日常に戻ってきており、地元の人たちの生きる力強さを感じる旅でもありました。ありがとうございます。

 

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2025日本の旅 熊本阿蘇の旅㉖阿蘇のミルクロード&絶景の新阿蘇大橋

2025-05-02 05:17:33 | 旅行

熊本阿蘇の旅、「界 阿蘇」からやまなみハイウェイからミルクロードを通り、熊本市内を目指します。

典型的な二重式火山である阿蘇山は、火口原とその中央にある高岳、根子岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳の阿蘇五岳、それに周囲128㎞におよぶ外輪山を含めた総称です。この世界でも最大級のカルデラである阿蘇の雄大な風景をひとり占めできる道のひとつがミルクロードです。

周辺に牧場が多く点在していることからその名が付けられたのだが、文字どおり草原地帯のまっただ中を貫いて走る気分は爽快そのもの。沿道には絶景ポイントとして知られる大観峰があり、阿蘇五岳や火口原を一望することができます。

「界 阿蘇」からミルクロードを通り約44km走ると、ミルクロードの入口のあるJR九州豊肥本線「赤水駅」に到着です。「赤水駅」はとても小さな無人駅です。

小さな駅ですが、JR九州の観光列車特急「あそぼーい!」が停車します。JR九州の観光列車特急「あそぼーい!」は、豊富なフリースペース、遊び場、各所にいる犬のキャラクター「くろちゃん」など、子どもが乗って喜ぶ列車、空間になっています。

他に停車する列車は1時間に1本あるかないかです。

「赤水駅」から国道57号線を通り熊本市内を目指して下って行くと険しい渓谷の中に巨大な建築物の「新阿蘇大橋」が見えてきます。

「黒川」の峡谷にかかる国道325線の橋梁で、熊本の都市部と南阿蘇村を結ぶ主要なアクセスルートになっています。 2016年の熊本地震で崩落した旧阿蘇大橋の代替として2021年3月7日に開通しました。全長525m、最大橋脚高97m、「新阿蘇大橋」には歩道があり、歩いて渡ることができます。

又、橋のたもとには「新阿蘇大橋展望所ヨ・ミュール」と言う展望所があります。「ヨ・ミュール」は、熊本弁で“良く見える”の意味。その名の通り、眼下には「新阿蘇大橋」や「長陽大橋」、「白川第一橋梁(南阿蘇鉄道)」を望むことができます。また、南阿蘇村にあった仮設住宅の集会場を移設した休憩所も併設。ご当地ジェラートが楽しめる売店や休憩スペース、トイレがあり、ドライブの合間の立ち寄りスポットにもおすすめです。

こちらは「ヨ・ミュール」から見た「黒川」に架かる「新阿蘇大橋」、上流からは勢いよく「黒川」が流れてきます。

そして眼下に見える「阿蘇長陽大橋」と「黒川」と「白川」の合流点。「阿蘇長陽大橋」は、「白川」による洪水被害を防ぐ治水目的の立野ダムの建設が計画され、必要な資材や本体基礎掘削で発生した土砂を運ぶ道路として架設されました。

「黒川」と合流した「白川」が熊本市内へ流れて行きます。遠くには赤い「白川第一橋梁(南阿蘇鉄道)」の鉄橋が見えます。

熊本市内まではまだ約60kmあります。

続く、、、

 

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2025日本の旅 熊本阿蘇の旅㉕界 阿蘇(3)豪勢な朝食と広大な庭の散策

2025-04-29 07:31:56 | 旅行

熊本阿蘇の旅、「界 阿蘇」に朝がきました。温泉は一晩中流れていました。

朝の一風呂入った後は朝食です。界では地域色を感じる食材や、郷土の調理法を取り入れた「ご当地朝食」を提供しています。

今回の「ご当地朝食」は、一文字(ひともじ)と呼ばれる青ネギを巻いて、酢味噌で味わう郷土料理「一文字ぐるぐる」や、土鍋で炊きたてのご飯を楽しむ和食膳を頂きました。種類が豊富で豪勢な朝食です。

中でも郷土料理の南関汁が美味しかったです。南関汁は「南関あげ」(揚げ豆腐)の入った味噌汁です。

食後はラウンジで「ジャージャー牛乳」を頂きました。普段飲めないとても濃厚な味わいで本当の牛乳を味わえます。

そしてベランダを回り、食後の散歩です。

こちらが「界 阿蘇」の正面玄関です。隠れ家的なこじんまりとした玄関です。

こちらは本館1Fにあるカルデェラ・バーの入口です。

1Fから見た2Fのベランダです。よく自然の中に溶け込んでいます。風鈴の音色が涼しさを呼び込みます。

「界 阿蘇」は、約8000坪の広大な敷地にたった12棟の離れがあり、あとは散策できる庭があります。とても贅沢なリゾート施設ですねぇ。

続く、、、

 

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2025日本の旅 熊本阿蘇の旅㉔界 阿蘇(2)お待ちかねのディナー会席料理

2025-04-26 07:14:25 | 旅行

熊本阿蘇の旅、お待ちかねの「界 阿蘇」の夕食を楽しみます。食事は本館2Fのレストランで頂きます。

夕食は、丘陵地帯に大草原が広がる阿蘇特有の豊かな自然で育まれた牛肉。豊かな大地の味わいに季節の野菜を組み合わせ、絶景を見ながら会席料理を頂きます。

先付け 山うに豆腐のムース 甘いトマトと共に

小鉢 伊勢海老と季節野菜の海老餡かけ

お造り お造り取り合わせ

煮物椀 鱧(はも)真薯 青紅葉麩 順才 茗荷

お凌ぎ 南関そうめん 生雲丹 掛け出汁

焼き物 陶板トマトすき焼き

食事 干し菊芋と山椒の土鍋ごはん 留椀 香の物

食後のデザートは、優しいそよ風が注ぐ本館2Fのベランダで頂きました。

甘味 阿蘇界特製ヨーグルトムース トマトジュレ添え

食後はラウンジで阿蘇の豊富な湧水の飲みくればを味わえます。

左からお水の飲み比べ 長湯温泉のMgNa1800(超硬水)、白川水源白水(中硬水)、日田天領水(軟水)

続く、、、

 

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2025日本の旅 熊本阿蘇の旅㉓界 阿蘇(1)露天風呂付一戸立て客室&カルデェラBAR

2025-04-23 06:10:28 | 旅行

熊本阿蘇の旅、3日目の指宿は、阿蘇くじゅう国立公園にあり、全12棟の露天風呂付一戸建ての客室が点在する贅沢な宿 星野リゾート「界 阿蘇」です。

「界 阿蘇」は、自然に囲まれた離れ客室で、プライベート感溢れる開放的なおこもり滞在を楽しめます。泊まったのは、離れ露天風呂付き洋室(78平米)です。

先ずは部屋の探索です。「界 阿蘇」は、全室露天風呂付き客室。開放感あれふる森のテラス露天風呂です。

客室露天風呂で、贅沢なひとときを過ごせます。森との一体感に浸るテラスの露天風呂。敷地内の2本の源泉からくみ上げられた湯は優しい肌ざわり。木陰の風が心地よい戸建て客室ならではの贅沢な温泉時間です。

「界 阿蘇」は、くじゅう連山の麓、阿蘇五岳と外輪山に広がる大草原を眺望する温泉地です。

温泉名

瀬の本温泉

泉質

単純温泉

効能

神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性など

そして部屋には和室もあり、畳の部屋でゆっくり寛げます。

内風呂にはジェットバスを用意してあります。身体を癒す贅沢なバスタイムを過ごせます。

そして広々とした居間、日常の生活を忘れて贅沢な時間をゆっくり寛げます。

寝室は大き目の2台のベットがあるベッドルームです。心地よくゆっくり眠れそうです。

夜の露天風呂は、真っ暗な闇の中にガスの炎が浮かび上がり幻想的な世界を醸し出しています。

又、巨大噴火がもたらしたカルデェラと大自然について学ぶ、大人の体験プログラムを受けれるカルデェラBARがあります。焼酎モヒートなどオリジナルドリンクで過ごすカルデラBARタイムを楽しめます。

まずは、阿蘇の天然水を利用した、界阿蘇ならではのお飲み物を選びます。デコポンや、カボスで作ったノンアルコールカクテル、オリジナル焼酎モヒートなどもあります。阿蘇の大草原で育った赤牛ジャーキーと一緒に、頂けます。

そして、マイカルデェラ造りです。カルデェラBARで作る旬素材のご当地ドリンクを片手に、阿蘇の大自然を学ぶひととき。カルデラの成り立ちを疑似体験できます。

続く、、、

 

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