台湾新幹線最南端の駅『高鉄左営駅』@高雄

日本方式の台湾新幹線『台湾高速鐵路』は2006年12月1日開業して既に10年近くの営業しています。台湾高速鐵路の路線の最南端に位置する左営（ツォイン）駅は現在の終点駅であり、高雄の玄関口を伺ってみました。



東側正面の駅舎は斬新なデザインで日本の新幹線の駅よりも変化のあるデザインで面白い建物です。



駅前も南国らしくよく整備されています。


　
西側は『台鐵新左営駅』の駅舎に繋がっており、同じ様なデザインの建物になっています。



西側の駅前はまだ未開発のようです。



左営駅のコンコースは天井が高く、海洋都市である高雄を象徴した波を描いた屋根が特徴です。



有人切符売り場は日本と変わりませんねぇ。反対側には自動券売機も設置されてます。



高い天井に電光掲示板がつられてあり、とても分かり易いです。



ホームへの入場は自動検札機があり、日本と変わりませんねぇ。案内人がいて優しくレクチャーしてます。



こちらは改札内の待合スペースで階段を下りるとホームにつながります。屋根や側壁にガラスが多用されており、南国の開放的な雰囲気が旅の気分を盛り上げてくれますねぇ。



こちらは『台鐵の新左営駅』の駅舎内部です。屋根は『高鐵左営駅』と一体化していますが、吹き抜けの空間は高鐵左営駅よりも少し狭い感じです。



こちらはMRTの左営駅です。MRTは高雄国際空港へ繋がっており、海外へのアプローチも便利ですねぇ。



『高鉄左営駅舎』は台湾の華興聯合建築師事務所が設計し、台湾ゼネコン大陸工程と日本のゼネコン大成建設によるJVにより施工されました。高速鉄道、台湾鉄道、市内ＭＲＴの3つの駅が集まるターミナルとしてとても機能的にできており、かつデザインも斬新で観光地としても楽しめれる駅でした。


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