おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

昭和の時代がよみがえる『林百貨店』@台湾台南

2016-07-30 06:15:19 | 旅行
今,台南では日本統治時代にルーツを持つ百貨店が人気スポットになっています。1932年から45年まで山口県出身の実業家林方一さんが開業した『ハヤシ百貨店』です。    



荒れ放題だった建物を市の事業で修復して2014年69年ぶりに営業を再開しました。『昭和モダン』と呼ばれる華やかな内装を再現して、地元のおしゃれな雑貨や食品を扱う商業施設として生まれ変わってます。



アールデコ調の装飾の店内は天井が高く、広々とした空間となっています。店舗は6階建てで台湾産の素材を使ったお菓子や帆布製カバンなど多彩な商品が並んでいます。



週末には入館待ちの行列ができるほどの人気のようです。



屋上には『ダイハツミゼット』が置かれてます。うーん懐かしい!



屋上の壁には先の大戦時アメリカ軍飛行機の機銃掃射の跡がそのまま残されています。



日本の昔のポストも出現してます。



更に最上階には小さな神社もあります。



最上階から駅へ向かうメイン通りの『中正路』です。建物は多少変わってますが、昭和の時代と変わらない景色でしょう。



今でも『ハヤシ百貨店』に古き良き昭和の時代がありました。


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台湾の古都『安平』ポタリング@台南安平

2016-07-28 05:36:08 | 旅行
台南の隣にある『安平』は海に面して海老の名産地ですが、歴史的な名所もあり安平一帯を走ってみました。

『安平』へは、台南から『安平路』を3~4kmぐらい進めば着きます。



途中、『狗』の看板が見えます。昔は犬肉を食べさせてくれましたが、今はペットショップの様です。



海へ出る途中に、偶然見つけた『橋頭海灘公園』のサイクリングロードがあります。



このサイクリングロードへの行き方は、『安平』の街中をぬけて西へ進むと川沿いに雑木林が見えてきます。するとよく整備された遊歩道&サイクリングロードがあります。



この辺りは淡水の養殖池がひろがっており、堤防を上って見下ろすとマングローブの景色がとても素晴らしいです。



防波堤沿いのサイクリングロードを更に進むと『黃金海岸』に出ます。沖合には海老の養殖が行われています。



砂浜が黄金の色をしており『黃金海岸』と言われているそうですが、実際は黒砂に見えますねぇ。



そして『安平』の街の中心に戻り歩いてみました。



『安平古堡』の脇には、1668年に建立され、媽祖(天上聖母)を主祀とする、『安平開台天后宮』があります。



鄭成功が、台湾に来るときに運んできた3つの媽祖像を、『安平古堡』内に祀ったのが、始まりとされています。以降、天后宮は安平の信仰の中心となってます。



『安平』には原宿の様な老街『古堡街』があり、たくさんの観光客で賑わっています。



渦をまいた長いものはアイスクリームのコーンです。とても派手ですねぇ。



こちらが『古堡街』、お土産を売るお店やスィーツを食べさせてくれるお店があります。



原宿の様に若い女子グループが多く人気があるのでしょう。



観光とサイクリングを楽しめれる古都『安平』でした。


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台湾で最も古い城堡『安平古堡』@台南安平

2016-07-26 05:32:50 | 旅行
オランダ人が台湾を統治した明王朝の時代の西暦1623年にオランダ人が安平に簡素なレンガの城を築いたのが、『安平古堡』の原型で台湾で最も古い城堡です。



『安平古堡』は、オランダ統治時代にはオランダ東インド会社による台湾統治の中心地として、また鄭氏政権時代には3代にわたる王城として使用されてきました。現在は台湾城残蹟の名称で国家一級古蹟に指定され、台湾の政治の中心地でした。



古堡の西北側の古壁史跡公園には、高さ三丈あまり(約10メートル)の高さの『安平古堡』原型の壁があります。主な材料はもち米、砂糖水、牡蠣殻灰などから作られた『三合土レンガ』と言われて、歴史的価値がある建物です。



『安平古堡』の外城に設置された幾つもの砲台は、敵を防ぐ主要な武器で現在でも当時の物が展示されています。



『安平古堡』の上からの景色です。当時はすぐ近くまで海でしたが、時代を重ねて埋めたてられ だいぶ景色が変わったようですねぇ。



庭園には当時からの大きなガジュマルの木があり、何百年もかけて成長して貫禄があります。



『安平古堡』の中心には今は『文物陳列館』があります。整備された展示室には、古ゼーランジャ城の模型や、沿革年表、オランダの兵器や奇美博物館より贈られた文化財が展示されています。日本統治時代についても説明されています。



台湾の英雄『鄭成功』の像はもちろん『安平古堡』にもあります。



うーん、台湾の歴史をまた一つ学んだ『安平古堡』でした。



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台南小吃の代表格『周氏蝦捲』@台湾安平

2016-07-24 05:28:12 | グルメ
台湾台南市安平区にある『周さんの蝦巻』は台南小吃の代表格であり、陳総統がここに国賓を招待したというほどの優良店ですが、ファーストフード店のように気楽に楽しむことができます。お邪魔しました。



夕刻時に台南の安平を訪れると、安平路に長い行列のできた小吃店が目に留まります。周りの建物とは一味違った三階建てのお店が『周氏蝦巻』本店です。



店内はフードコートの様に注文して料理をもらい、好きな場所で頂く仕組みでMファーストフード店のようです。



『周氏蝦巻』の具には豚肉、蝦、魚のすり身などが入っており、最後に豚の横隔膜で包んで粉をまぶして揚げます。香ばしい香りとエビジャコの甘くてぷりぷりした食感で、すばらしい味わいで台南小吃一押しの逸品です。



蝦巻の中を見ると、海老があり中の具が普通の魚のすり身でできているのではないことに気づきます。とても手を込んでいます。



そして頂いたのは台南名物の『肉ちまき』です。台南のちまきは本当に具がたくさん入っています。



具はじっくり煮て味の染み込んだ椎茸や甘い栗、塩漬けの卵黄、豚肉の赤身、肉そぼろを、長粒のもち米でぎゅっと包み込んで茹でられ、ボリューム満点の『肉ちまき』です。



安平では海老の養殖が行われており、海老せんべいも有名です。お土産にフヮっとした海老せんべいを買いました。こちらも海老のいい香りが出ています。



台南の代表小吃を制覇できた『周氏蝦捲』でした。ご馳走様!


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清代の佇まいが残る『神農街』@台湾台南

2016-07-22 05:33:39 | 旅行
台南市内にある『神農街』には築200年以上の家屋も数多く保存されています。家屋は全部二階建てで、一階はお店、二階は倉庫として使われてきました。これはこの街路がかつては水路で、船への荷下ろしや荷積みを二階から行っていたための様です。



車が一台やっと通れるぐらいの細い道で全長は300mほどであり、両側は長屋状態です。



『神農街』の中ほどにある小さな関帝廟『台南金華府』です。『神農街』がかつて、五条港区北勢街といわれてた貿易専門街ころからあり、『神農街』の歴史を見つめてきた廟です。



一列に繋がっている長屋は壁も共同で使われている様です。清朝時代そのままに保存されている家屋もあり、日本統治時代に正面部分を木造から石づくりに改造した家屋もあります。『神農街』は中国と日本の影響を受けた時代の流れが感じられます。



『神農街』という名前は、この通りの突き当りにある『台南薬王廟』に医薬の神様、神農が祀られていることによるそうです。



『台南薬王廟』は狭い敷地の中でも細かな彫刻や装飾が施された立派な廟です。



こんなところに『福島』がありました。



『神農街』の中には、若者たちのためのギャラリー、文化保存のためのスタジオ、中古電気品を売る懐かしい気屋さん、昔のままの散髪屋さん、レトロなレストランなどがあり、懐かしく昭和を感じられます。



昼間の『神農街』はノスタルジックな雰囲気ですが、夜はライトアップにより、神秘的でロマンチックな街に変わります。台南でのデートスポットの様です。



昔のランプや現代風のライトもあり、よりロマンチックな気分にさせてくれます。



『神農街』はいつ来ても懐かしく思う一方、新鮮な印象を受ける情景があり、思わずカメラを向けたくなる老街でした。


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