7/3(水)19時からの「さわやか講演会」聴講のため、勝沼市民会館へ。
この講演会は、「青少年の非行・被害防止全国強調月間」および「社会を明るくする運動強調月間」の恒例行事として、青少年育成甲州市民会議が開催。
講師は甲州市スクールカウンセラー長尾先生。
講演は私にとって型破りなものであった。
最初に、参加者に対し「前後左右の人と握手をしながら自己紹介をして下さい」と注文あり。
講義を進めていく中で、次は「エンカウンタ」の体験をしてもらうとして、参加者に対し「二人で一組を作って下さい」「一人ずつ相方に対し、1分間で『私が小学生だった頃』の話をして下さい」との指示あり。
聞き流す積りで参加した私は、これで覚醒。
「面倒くさいことをさせるなあ」と反発めいた感情を覚えたが、いざこれをやってみると面白い。
見ず知らずの人とあっと言う間に知己になってしまった。
いきなり課題を突きつけられたので、話題としてはとりあえず事実をならべ、脚色せず本音を語るしかなかった。
これは恥ずかしいからしゃべらないようにしようなどと取捨選択している暇がなかったからだ。
隠しておきたいことでも話してしまうと、話した相手に親近感を覚えるものだというのを実感する。
エンカウンタとは、「作業をしながらこころのふれあいを深めていく手法」とある。
これを体験学習させてもらったようだ。
この後に「ジョハリの窓」の話が続く。
ジョハリというのは、ジョセフさんとハリーさんという二人の心理学者の名前を組み合わせたもの。
自分をどのように公開し、隠蔽するか、コミュニケーションにおける自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考えるために提案されたモデル。
この二人の心理学者が、提唱したと言われている。
自己には「公開された自己(公開の窓)」 と「隠された自己(秘密の窓)」 があると共に、「自分は気がついていないものの、他人からは見られている自己(盲点の窓)」 や「誰からもまだ知られていない自己(未知の窓)」 もあると考えられる。
これらを4枚の窓のように図解し、窓を仕切る枠は固定されていないものとして考える。
枠のみ移動しながら考えると、まず「公開された自己」が大きくなれば(「隠された自己」が小さくなれば)、それは自己開示が進んでいるととる事が出来るだろう。
「自分は気付かず、他人から見られている自己」が小さくなれば、それは他人の見方が自己にフィードバックされているという事であり、「人の見方や意見を聞く耳を持つようになった」ということだ。
「自己開示」と「聞く耳」はコミュニケーションを深めるために必要不可欠なものであることは知っていたが、己自身を知る上でも大事なものだったとは・・・・。
「エンカウンタ」で「自己開示」と「聞く耳」を拡大強化し、コミュニケーション能力を高め、己自身の知見を深める。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」なんて格言を思い出した講習会であった。

この講演会は、「青少年の非行・被害防止全国強調月間」および「社会を明るくする運動強調月間」の恒例行事として、青少年育成甲州市民会議が開催。
講師は甲州市スクールカウンセラー長尾先生。
講演は私にとって型破りなものであった。
最初に、参加者に対し「前後左右の人と握手をしながら自己紹介をして下さい」と注文あり。
講義を進めていく中で、次は「エンカウンタ」の体験をしてもらうとして、参加者に対し「二人で一組を作って下さい」「一人ずつ相方に対し、1分間で『私が小学生だった頃』の話をして下さい」との指示あり。
聞き流す積りで参加した私は、これで覚醒。
「面倒くさいことをさせるなあ」と反発めいた感情を覚えたが、いざこれをやってみると面白い。
見ず知らずの人とあっと言う間に知己になってしまった。
いきなり課題を突きつけられたので、話題としてはとりあえず事実をならべ、脚色せず本音を語るしかなかった。
これは恥ずかしいからしゃべらないようにしようなどと取捨選択している暇がなかったからだ。
隠しておきたいことでも話してしまうと、話した相手に親近感を覚えるものだというのを実感する。
エンカウンタとは、「作業をしながらこころのふれあいを深めていく手法」とある。
これを体験学習させてもらったようだ。
この後に「ジョハリの窓」の話が続く。
ジョハリというのは、ジョセフさんとハリーさんという二人の心理学者の名前を組み合わせたもの。
自分をどのように公開し、隠蔽するか、コミュニケーションにおける自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考えるために提案されたモデル。
この二人の心理学者が、提唱したと言われている。
自己には「公開された自己(公開の窓)」 と「隠された自己(秘密の窓)」 があると共に、「自分は気がついていないものの、他人からは見られている自己(盲点の窓)」 や「誰からもまだ知られていない自己(未知の窓)」 もあると考えられる。
これらを4枚の窓のように図解し、窓を仕切る枠は固定されていないものとして考える。
枠のみ移動しながら考えると、まず「公開された自己」が大きくなれば(「隠された自己」が小さくなれば)、それは自己開示が進んでいるととる事が出来るだろう。
「自分は気付かず、他人から見られている自己」が小さくなれば、それは他人の見方が自己にフィードバックされているという事であり、「人の見方や意見を聞く耳を持つようになった」ということだ。
「自己開示」と「聞く耳」はコミュニケーションを深めるために必要不可欠なものであることは知っていたが、己自身を知る上でも大事なものだったとは・・・・。
「エンカウンタ」で「自己開示」と「聞く耳」を拡大強化し、コミュニケーション能力を高め、己自身の知見を深める。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」なんて格言を思い出した講習会であった。
