上東区 保健環境通信

上東区における、健康増進活動、資源リサイクルやゴミ問題への取り組み状況等を、できるだけリアルタイムでお知らせします。

2019.06.30(日)リサイクルステーション管理日誌

2019-06-30 21:29:15 | 保健環境
2019.06.30(日)リサイクルステーション管理日誌

久しぶりに、段ボールは軽トラ3台分搬入。
2回目を搬入するため戻ってみると、大きめのダンボールを持ち出す人あり。
2~3枚程度か、この程度なら黙認.
コンテナの洗浄は第三ステーションのアルミ用とその他色のビン用の2個。
モップ掛けも第三のみ実施。掃き掃除は全リサイクルステーションに実施。
持ち込み不適物は、次の通り。
<第二リサイクルステーション>

入っていたのは、キャップやラベルが付いたままの飲用ボトル10本ぐらい。
キャップはエコキャップとして、ラベルは剥がして燃えるゴミに、ペットボトルは勿論ペットボトル入れに戻した。

<第三リサイクルステーション>

中には、アルミ缶が大部分で、他にはスチール缶とスプレー缶が1本入っていた。
スプレー缶はプラスチックのキャップを外して水曜日の不燃金物の回収日にゴミステーションへ出す予定。
他は、アルミ、スチールに分別してそれぞれのコンテナに投入す。

※袋に入ったままのものは、えてしてオジヤ状態のもの多し。
袋に入ったままでも、中身が分別されていれば、回収業者さんも袋から取り出して回収してくれるのであるが、
今回のように、持ち込む不適物のスプレー缶が入っていたり、取り外しが意外と面倒なラベルが張り付いたままだと、
取り扱い拒否されてしまう。赤紙を貼付するのも面倒な作業なのに、行うのは腹に据えかねてのことだと思う。
以上

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2019.06.24(火) IPCCについて

2019-06-25 21:14:04 | 環境保護
2019.06.24(火) IPCCについて

IPCCとは、「国連気候変動に関する政府間パネル」の略称。
設立目的:地球温暖化などの気候変動問題に関して、科学的、技術的、社会経済学的な見地から包括的な評価を行うこと。
設立:1988年設立
設立の団体:国連環境計画(UNEP)および世界気象機関(WMO)
構成員:各国政府を通じて推薦された数百人の科学者および専門家で、科学者を中心とする集団。
    各国の官僚や政治家が関わっているものの、基本的に政治的に中立という立ち位置。
評価の間隔:5~6年毎
評価の内容・発表方法:評価ごとにその間の気候変動に関する科学研究から得られた最新の知見を評価し、その結果を報告書にまとめて国際社会に向け公表
           「こうすれば良い」などのアドレスバイスはしない。
           「こうすれば、こうなる」という分析だけを、発表する。
           

現在における、国際社会の温暖化対策目標とは:2度目標
 (産業革命以降の温度上昇を2度以下に抑制するというもの)
 これは、IPCCなどの科学的分析から生まれた。

5度の評価報告書を作成し、発表している。
①第1次報告書(1990年 平成2年 ):
 人為起源の温室効果ガスは、気候変動を生じされる恐れあり。

省略

②気候変動枠組み条約 第3回締約国会議(COP3) 於:京都
 温暖化対策を話あう会議 日本が議長国(リーダー役)

③第5次報告書(2013~14年 平成25年~26年):
 20世紀半ば以降の温暖化の主な要因は、人間活動の可能性が極めて高い。この確かさは95%以上。

④IPCCは元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏とともにノーベル賞を受賞:
 受賞理由は、「人為的な気候変動に関する知識を世界に広め、対策の基礎を築くよう取り組んだ」。

➄2019.5月8日~12日 IPCC 第49回総会 於:京都
 総会の主目的:「温室効果ガスの排出目録算定の改良に関する報告書」の受諾
 排出目録算定の改良とは:温室効果ガスをどれだけ排出しているかを算定する基礎となるもの
 温室効果ガスとして新たに指定された物資:水素、希土類金属、アルミナ(酸化アルミニウム)、電子回路の防水加工の製造工程

⑥温暖化対策に消極的な国々:米国、ロシア、サウジアラビアなど
 何故消極的なのか:政権が、自国の化石燃料ビジネスからの経済的利益を重視しているから。
 これらの国々は、IPCCの存在および影響力を矮小化しようとしている。
 (ある国の大統領などは、温暖化の科学を否定)

⑦IPCC支持の国々からの日本評価:
 石炭火力新設が相次ぐなど、再生可能エネルギー導入に消極的であり、温暖化対策に積極的とは言い難い国。
 原発事故を起こした当事国であり、地震や火山など原発運転について最もリスキーな条件を有しているにもかかわらず、
 原発に固執しているのもマイナス評価。
以上

※かって、オゾン層破壊物質としてフロンを規制しようとしたとき、フロンを擁護した科学者がおり、規制に背を向けてた国があった。
 温暖化や寒冷化について調べる中で、それらが温室効果ガス濃度との因果関係ではない要因も確かに発見されている。
 それらを根拠に、温室効果ガス削減に異を唱え、削減に向けて何もしないというのはいかがなものだろうか。
 IPCCの言っていることが、将来真実と判明してから行動するのでは手遅れになってしまう。






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2019.06.16(日) 環境問題報道から 29

2019-06-16 20:17:52 | 環境保護
2019.06.16(日) 環境問題報道から 29

6月12日の 山日報道によると、カナダ政府が「使い捨てプラ製品 21年にも使用禁止」と発表した。
プラごみによる海洋環境の悪化を食い止めるのが目的である。
具体品目は今後定めるとのことであるが、レジ袋、ストロー、皿などが想定されているとのこと。
トルドー首相談「カナダ人はプラスチック汚染の影響を直接体験している。
未来の世代のため、環境をクリーンで安全に保たなくてはならない」

※とにかくプラスチック製品の絶対量を減らさなければ、海への流出量を減らすことはできないと思われる。
このくらい思い切った手を次々と打たないと、問題解決には至らないであろう。
以上
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2019.06.02(日) 曇り リサイクルステーション管理日誌

2019-06-03 09:22:55 | 保健環境
2019.06.02(日) 曇り リサイクルステーション管理日誌

<共通>
・掃き掃除、モップ掛け
・エコキャップ回収
・PM実施

第一は特記事項なし。
<第二>
・コンテナ洗浄(スチール缶用、透明ビン用 各1)
<第三>
・ダンボールを軽トラ2台分搬入
・ミックス紙コーナの整理取り外し
・コンテナ洗浄(茶色ビン用 1)
・持込不適物 
 スプレー缶数本(すべて、穴あけなし、キャップ等のプラスチック素材の取り外しなし)
 塗料缶(空)、塗装道具缶(ペンキべったり)、塗料と思しき液体が入ったペットボトル(500ml、蓋が固着して開かなかった)
 蓋、ラベルが付着したままのペットボトル(中身が微量入っていた)



<不適物処分法>
・スプレー缶:
 空確認後、穴あけ、キャップなどのプラスチックは取り外して燃えるゴミとして、缶は不燃金物としてゴミステーションへ
 (中身がある場合は、ぼろ布および古新聞を入れた可燃用ゴミ袋に噴射するなどしてとにかく空にする)
・塗料缶や塗装用道具缶:
 不燃金物としてゴミステーションへ
・塗料入りペットボトル:
 ぼろ布に液体を沁み込ませ、1日放置。乾燥したところで容器とともに可燃ごみとしてゴミステーションへ
・ラベルなどが付着したままのペットボトル:
 キャップはエコキャップコーナーへ、ペットボトル本体は軽くすすいでペットボトルコーナーへそれぞれ戻した。
 ラベルは「プラ」として、ゴミステーションへ
言わずもがなのことであるが、燃えるゴミは月曜日に既に出し、
「プラ」は火曜日、「不燃金物」は水曜日の所定日にそれぞれゴミステーションへ出す予定である。
出すまでの間は保健環境委員が自宅に保管、である。

 
※ 日誌の記帳を長くサボってしまった。
忙しいということもあるが、特筆すべきこともないので省略した感もある。
今回は珍しい持ち込み不適物があったので記録することにした。
ペンキ塗り缶や道具缶、おまけにペットボトルに入ったペンキまでも、である。
リサイクルステーションに何を持ち込めるのか、確認してもらいたいものである。
リサイクルできるものなら何でも持ち込める、という場所ではないのでね。
以上

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2019.06.01(日) 環境問題報道から 28

2019-06-01 16:20:12 | 安全
2019.06.01(日) 環境問題報道から 28

2019.5.31(金)付け 山日報道から引用させてもらいました。
見出し「海洋ブラで行動計画」

政府は31日、海洋プラスチックゴミの削減に向けた行動計画をまとめ、公表した。
プラごみの海への流出防止策として、
①リサイクルボックス設置によるポイ捨て防止
②地域住民らによる清掃活動の推進
③「ペットボトルの100%再生利用」との目標設定
④海中で分解されるプラスチックの開発
などが盛り込まれた。


※残念ながら、報道内容に目新しいものはない。
①②は「ポイ捨てしない」ように呼びかけるもの。いわば人の善意だけに頼るもので現状と大差なし。
③にいたっては、目標設定だけ、目標達成のための具体策がない。あるかもしれないが記事にはなかった。
④は生分解性プラスチックの話であるが、すでに研究段階にあり新味に乏しい。

海へのプラスチックゴミ流入の原因は、
・海や川、空き地や山への不法投棄
・前記を小規模にしたポイ捨て
だけとは限らない。

・大雨による河川の氾濫や、津波などによる災害ゴミ。
・風や雨で、飛ばされ、流されて、持ち主が意図しないままに海に流されてゆくプラゴミ。
・洗濯や劣化などにより自然界に毎日排出されるプラごみの一種の化学繊維屑。
・人工芝、化学繊維でできた土嚢、ビニール製の紐や綱、・・・経年劣化や物理的外傷により砕片化して海へ流れていく。

このようにプラスチックを使っている限り、これが海に流出することを回避することは不可能なのである。

海洋生物の食物連鎖の頂点にいるのはシャチである。
このシャチが、プラごみ汚染で生存を脅かされつつある。
ならば、海洋生物で命をつないでいる人間にとっても、海洋汚染はわが身の生存にかかわる問題である。

人間にとってプラスチックは直接害を及ぼすことはない。むしろ沢山の恩恵をもたらして来た。
しかしそんなプラスチックの負の側面が明らかになった現在、何を目指すべきなのか。
海洋生物に悪影響を及ぼすようなプラスチックの製造は止めよう、使わないようにしよう
それができないなら、
危険物や有害物として厳重管理しよう
と目標を掲げるのは当たり前と思うのであるがいかがだろうか。

実現不可能と思われる理想も、掲げないことには進歩、進化はないわけだから。
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