上東区 保健環境通信

上東区における、健康増進活動、資源リサイクルやゴミ問題への取り組み状況等を、できるだけリアルタイムでお知らせします。

h27.02.11 ピンコロ願望 その5

2015-02-10 14:07:13 | 健康増進
h27.02.11 ピンコロ願望 その5

病気の大半は血流障害から来ているといっても過言ではない。
血流阻害要因は、血栓、動脈硬化、血管収縮 etc・・・。
ということは、病気にならないようにするとは、血流阻害要因をなくしてやれば良いことになる。

まず血栓であるが、、
血栓とは血の塊である。
血の塊ができないようにするにはどうするか。
よどまないように、滞らないようにすればよい。
それには、血管内が平滑で、弾力性ある血管、血液そのものもサラサラとしていなければならない。
血管内が平滑とは、血管そのものの新陳代謝が正常に行われ、且つ血管内壁を傷つける活性酸素の産生を抑止し、活性酸素をを無害化する抗酸化物質を摂取するに限る。
これらはネットで検索すれば、簡単に情報収集することができるので、ここでは省略する。

弾力性ある血管とは、動脈硬化していない血管である。
動脈硬化を予防するためには、動脈硬化の危険因子と言われている、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満などの予防ないしは改善を図ることである。喫煙は即、卒業し別の楽しみをみつけることである。一言で言うなら、生活習慣病の改善ということか。

生活習慣病の改善とは、具体的方策として、食事面では高カロリー・肉食から、低カロリー・菜食主体に切り替えることであり、運動面では筋トレやウォーキングを並行して行い、筋肉量を増やすことによって基礎代謝量を増やし太りにくい体質にすることである。
小生は、実際にこれらを行い、BMI値25(肥満判定値)を平均値の22(正常値)に改善することができた。2年ほどかかったが。

ところで血管の弾力性を増す上で一酸化窒素(以下NOと略)が有効なようだ。
この物質は、血管の内皮細胞から産生されるのであるが、血流が加速すると産生に必要な酵素が働き、合成されるとのことである。
NO発生させる体操として、タオルを2分握って離すというハンドグリップ法がNHKの「ガッテン」で紹介されていたが、アイソメトリックスによる筋トレでも発生可能である。

血管収縮は交感神経優位でおこる。
ナトリウムがカリウムとの比率で大きくなりすぎても、血管収縮が起こり高血圧となる。
「塩分控えめ」を推奨する理由がここにある。
塩分を沢山摂る傾向のある人は、カリウム豊富な野菜類を沢山摂取すれば良い。
ナトリウムは生きていくうえで必須な物質である。単純に少なくすれば良いというものではない。ナトリウム対カリウムは、0.6対1の比率でとれば血圧は正常に保たれるようである。
マグネシウムは血管を緩める働きがあるが、やはりこればかり摂れば良いというものでもない。これもカルシウムとの比率が大切で、カルシウム対マグネシウムは、2対1の比率で摂取することが必要との文献がある。あくまでもミネラルバランスが血圧正常化には必要なことのようだ。

なお、高血圧の薬、血圧降下剤の中に利尿剤があるが、これは血栓を惹き起こす副作用があるので要注意である。
安易に薬に頼らず、食事と運動で高血圧を改善したいものである。

血液サラサラとは、水分が適当にあり、粘度が正常であることか。
加齢とともに枯渇神経が鈍麻してきて、脱水症状を起こしやすくなるという。
脱水症状となれば、血液も流れにくくなるのではないだろうか。
還暦過ぎたら、水分は定期的に摂取するようにしたい。

血液サラサラを阻害する病気の最たるものは糖尿病であろう。
糖分によりドロドロの血液、などの表現がよく使われ、目や耳にする機会が多い。
従って、血液サラサラを目指すなら、糖尿病を撃退することである。
あるいは糖尿病にならないよう予防策をしっかりとることだと思う。
それには前述のとおり、食事改善と筋トレとウォーキングである。
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