上東区 保健環境通信

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2024.9.5(木) 環境問題報道から プラごみ

2024-09-05 19:54:56 | 環境保護
2024.9.5(木) 環境問題報道から プラごみ

<プラゴミ環境汚染>
自治体データで推定 年間5210万トン排出

・世界の5万以上の自治体のプラスチックに関するデータの解析から、年間5000万トン以上のプラスチック廃棄物が環境中に排出されていると推定されると、英リーズ大学の研究チームが4日付の科学誌『ネイチャー』に発表。

・地方レベルのデータを用いたプラスチック廃棄物の流れを見積もる研究は限られており、結果がプラスチック廃棄物による汚染を国際的に規制する条約(プラスチック条約)の策定に向けた協議に役立てられることが期待されている。

・研究チームは、世界の5万702の自治体のデータから、プラスチック廃棄物がどのような経過をたどるのかを調査。
・その結果、収集システムが整った自治体では、プラスチック廃棄物のほとんどが収集処理される一方、ポイ捨てのような行為が環境中に排出されるプラスチック廃棄物の最大の発生源となっていることが判明。
・収集システムが整っていない自治体では収集されないプラスチック廃棄物が主な発生源となっていることが判明した。

・環境中に排出される量は年間5210万トンにのぼり、このうち約68%が収集されないプラスチック廃棄物と推定され、資金が限られている自治体に集中。
・これらの約57%が野焼きされ、約43%が燃やされずに残ったと見積もられました。

・プラスチック条約の策定に向けた協議では、廃棄物の収集など管理のみに限定しようとする主張と、管理だけでなくプラスチックの生産・使用を削減する目標を盛り込むことを求める主張がある。
・スウェーデン・ストックホルム大学のマシュー・マクラウド教授は同誌へのコメントで、資金が限られている自治体では埋め立てや野焼きで対処しようとする可能性が高まっていると指摘。
・「生産と消費を制限する目標を設定することが、唯一の合理的な戦略であることを示している」としている。
以上


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