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「君を乗せる舟」宇江佐真理

2018年12月12日 19時56分07秒 | 読書(歴史/時代)


「君を乗せる舟」宇江佐真理

髪結い伊三次捕物余話シリーズ6作目。

吉原は元和三年(1617)に在来の傾城町を一ケ所に集めたのが始まりである。そこは葦の繁る土地であったことから葦原遊郭と呼ばれ、数年後に吉原に改められた。
 当初は日本橋の東にあったが、明暦三年(1657)に江戸は大火に見舞われ、吉原も全焼した。それから浅草の日本堤に近い浅草田圃の中に移転したという。

【ネット上の紹介】
伊三次の上司である定廻り同心の不破友之進の嫡男、龍之介もついに元服の年となった。同心見習い・不破龍之進として出仕し、朋輩たちと「八丁堀純情派」を結成、世を騒がせる「本所無頼派」の一掃に乗り出した。その最中に訪れた龍之進の淡い初恋の顛末を描いた表題作他全六篇を収録したシリーズ第六弾。

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