今夜放送された『金田一少年の事件簿』の第一話を観ました。
ドラマを観た後に第一話の原作が無料配信されていたので読んだのですが、ずいぶんと内容が変わっていましたね。無理もないです。原作が連載開始したのは1992年です。ちょうど30年前ですよ。まだインターネットも一般的には普及していないし、高校生が携帯電話を持つなんて風潮もありませんでした。
それなのに時代を令和にスライドしてしまったから当然内容も弄くらないといけないわけで。さすがに令和で高校生がスマホ持ってないのは違和感ありますからね。そうなるとSNSなんて一斉に情報を世界に伝えられる便利なツールも出てきちゃうし、それを封じて原作をやるにはそれなりの改変が必要ということです。
ドラマを観て面白いと思った人は原作と読み比べてみるといいんじゃないでしょうか。一部のキャラは他のキャラに設定を吸収されていたりして新鮮な気持ちで読むことができます。
ところで桜樹ルイ子という名前はさすがに令和だと元ネタがわからないでしょうから飯島愛子に改変したら良かったのでは?(←平成中期で情報が止まってる)