我が家の風物詩……といえるほど立派なものではないのですが、とうとう冬が終わったんだなと教えてくれるものが室内にあります。
それは電灯の紐。本格的に冬が終わると電灯の紐に黒い粒のようなものを見ることができます。このブログを長年ご愛顧くださってる方はもうわかっておられるでしょうがヒメマルカツオブシムシです。初めてそれに気付いたときは電灯の紐にびっしり貼り付いていてびっくりしました。
ヒメマルカツオブシムシは日本全土に分布する虫で、春から夏にかけて発生します。成虫は植物質のものを好み、白いものに飛来する習性があるそうです。うちの白く光る蛍光灯にまとわりつき、電灯の紐の繊維質を餌にしている模様。まあ大してキレイな部屋でもないので落ちている埃なんかも餌にしてるんでしょうけどね。
移動するときにそっと紐に巣食うヒメマルカツオブシムシをつまんでは潰してゴミ袋に入れています。前は500mlペットボトルに入れて一夏でどれくらい溜まるか確かめてみましたが、気持ち悪くなってやめました。一度アースレッドで燻蒸したけどヒメマルカツオブシムシはいなくなったら次は別の虫が出てくるという事態になりそれも断念。
奴らには接近戦で対処するしかないのです。